スライドドアは車の乗り降りや荷物の積み降ろしの際に便利です。また、小さい子供がいる家庭では、駐車場などでドアを開けた際に隣の車にぶつけてしまう心配がありません。
日産はワゴンやミニバンなどスライドドアが搭載されやすい車種を多く販売していますが、スライドドアの付いた車に乗りたい場合、どの車種を選ぶのがいいのでしょうか。
そこで、日産のスライドドア搭載車種7つを紹介し、各モデルの特徴について解説します。
- 日産のスライドドア搭載車種として、ルークスやセレナなどが挙げられる
- スライドドアであれば、荷物や子供を抱えている場合でも楽にドアを開閉しやすい
- オートスライドドアやドアストップ機能など、スライドドアにも細かな機能がある
日産のスライドドア搭載車「ルークス」
ルークスは、軽自動車とは思えない質感の高いインテリアと、リビングのようにくつろげる広い室内空間が魅力の軽スーパーハイトワゴンです。後席の足元空間にも余裕があり、大人も快適に過ごせます。
大開口スライドドアが特徴で、後席への乗り降りがスムーズに行えます。
全ドア連動ロック機能は「S」グレード以外は標準装備です。また、片足を車の下に振り入れるだけでスライドドアを開閉できるハンズフリーオートスライドドアも、「S」グレード以外はグレードごとに助手席側または両側に備わっています。
日産のスライドドア搭載車「クリッパーリオ」
クリッパーリオは、スズキ「エブリイワゴン」のOEM供給車です。圧倒的な広さの室内空間が特徴で、大人4人がゆったりと座れて、荷物も十分に積むことができます。
オートスライドドアは、「E」グレードでは後席左側のみ、「G」グレードでは後席両側に標準装備されています。後席シートは左右独立タイプで、リクライニングやスライドが左右別々に行えるので、快適な移動が可能なほか、大きな荷物を積み込むことも可能です。
日産のスライドドア搭載車「セレナ」
セレナは、広々とした室内空間と使い勝手の良いスライドドアが魅力のミニバンです。2022年11月のフルモデルチェンジにより、パワーユニットが2.0Lガソリン車と第2世代に進化した「e-POWER」となりました。
元々室内の広さが魅力のミニバンの中でも、セレナはクラストップレベルの広さを誇り、大人数でもゆったりとくつろげます。また、座り心地やアクセル・ブレーキの操作性などの工夫により、車酔い対策を行っている点も見逃せません。
ハンズフリーオートスライドドアは「X」グレードではメーカーオプション、それ以外のグレードでは両側に標準装備となっています。また、スライドドアがオープンまたはクローズ中に、ドアの一時停止ができるドアストップ機能も「X」グレードではメーカーオプション、それ以外のグレードでは両側に標準装備されています。
日産のスライドドア搭載車「エルグランド」
エルグランドは、風格のあるスタイリングと上質な乗り心地が魅力の高級ミニバンです。上質な素材を用いた広々とした室内空間は、高級セダンを思わせるような快適さとなっています。また、低重心パッケージを採用することで、ミニバンながら安定した走行性能を実現しています。
ワンタッチオートスライドドアは、助手席側は全車標準装備、運転席側は「250Highway STAR S」と「AUTEC 250Highway STAR S」ではメーカーオプション、それ以外のグレードでは標準装備となっています。
日産のスライドドア搭載車「キャラバン」
※写真はキャラバンワゴン
キャラバンは、ワゴン、バン、マイクロバスと多目的に展開されているモデルです。室内空間が広く、積載能力も優れているため、ビジネスユースだけでなく、個人のレジャーにも適しています。
スライドドア搭載の車種ですが、その細かな機能はワゴンやバン、マイクロバスやグレードによってさまざまに分かれています。
日産のスライドドア搭載車「NV200バネット」
NV200バネットは、5ナンバーサイズの商用ワゴンです。ライトバンにしてはボンネット部分が長く、スタイリッシュな外観が特徴です。荷室高1,315mm、荷室幅1,500mm、床面地上高520mmと、排気量1.8L未満の商用車ではクラスNo.1の広さを誇ります。
商用車ながら、高い安全装備や先進機能を備えているモデルです。
日産のスライドドア搭載車「クリッパーバン」
クリッパーバンは、日産の軽商用車です。コンパクトなボディサイズながら、効率的な荷室設計により優れた積載能力を有しています。
スライドドアが備わっているだけでなく、低床設計なので、荷物の積み下ろしが容易です。
燃費性能にも優れているため、経済性と実用性を兼ね備えた軽バンとして、小規模事業者や個人事業主に人気のモデルといえるでしょう。
※この記事は、2024年6月時点の情報で制作しています