ロッテが、今季まで日本ハム1軍投手コーチだった建山義紀氏(48)を招聘(しょうへい)することが4日、分かった。
建山氏は、98年に東海大仰星からドラフト2位で日本ハムに入団。11年には米大リーグのレンジャーズでプレー、14年シーズン途中に阪神に入団し、同年に現役を引退した。引退後は解説者や日本代表の投手コーチを務め、21年東京五輪で侍ジャパンの金メダル獲得に貢献。23年から同職に就任し、主にベンチ担当を任された。新庄政権1年目の22年に3・46だったチーム防御率は、23年に3・08、今季は2・94と改善。契約満了に伴い今季限りでの退団が発表されていた。
今季、ロッテは2年連続でAクラス入りをしながら、CSファーストステージで日本ハムに敗戦。チーム防御率は3・17と2年連続でリーグ5位の成績だった。吉井政権3年目に突入する来季、15年ぶりの日本一へ投手力強化を図る。