乗車当日の流れ

1)高速バスの乗り場へ
自分が乗車する高速バスが、どこのバスターミナル・乗り場から発車するかは事前に確認しておき、迷わないようにご注意ください。発車時刻の10分前までには、乗り場で待機しておきましょう。
主要バスターミナルのガイドはこちら
2)乗務員さんによる乗車確認
乗り場にバスが入線したら、乗務員さんに乗車に必要なものを呈示します。運行会社によって、乗車確認の方法が異なるので下部の「高速バスの乗り方パターン」もご覧ください。
自分の座席番号は、乗車券に座席番号が記載されているか、座席表がバスの入口に貼られているか、乗務員さんから口頭で伝えられます。座席定員制の場合は、空いている席に座ってOK。
どちらかわからないときは、乗務員さんに確認してくださいね。
高速バスの乗り方パターン
高速バスの乗り方のパターンは、ざっくり5つに分けられます。
■印刷またはWEB乗車票
ネットから予約する場合は乗車券の発行がないので、予約確認メールなどを印刷、またはスマホの画面から表示できるWEB乗車票が必要です。基本的には、どの会社もこの方法で乗車できます。
運行会社や路線によっては、WEB乗車票の利用が不可の場合があるのでご注意ください。
■チケットレス
チケットレスは、乗車券などの呈示が不要なので乗車する際に名前を乗務員さんに伝えるだけでOKです。運行会社によっては、予約番号が必要なところもあります。
■乗車券
窓口や自動発券機で購入すると、紙の乗車券が発行されます。
またコンビニ決済でも、乗車券が発行される場合があります。乗車券が発行されない場合は、領収書の呈示が必要になるので捨てないように乗車日に持って行くようにしてください。
■車内で支払い
高速バスには、座席指定制と座席定員制があります。座席定員制の場合は、事前に予約していなくても空席があれば乗車できるので、窓口などで乗車券を購入するか、車内で運賃を支払えばOKです。
■受付システム
VIPライナーに限り、VIPラウンジからも受付ができます。VIPラウンジには受付システムが設置されているので、QRコードをかざすか、「電話番号」「名前」を入力すると乗車券が発行できます。
QRコードは、予約完了メールやVIPラウンジアプリから表示可能です。
基本的には、乗務員さんに直接必要なものを呈示すれば乗車できます。もしくは乗車券などに付いているQRコードをバス入口にあるスキャナーにかざせばOKです。
乗車時の注意点

支払い方法によっては領収書や振込明細が必要
WEB予約の場合、クレジットカード払い以外は支払い証明の呈示が求められます。コンビニ払いでは領収書、銀行振込の場合は振込明細が必要です。その他、領収書の発行がない支払い方法は、入金確認メールなどを呈示できるように準備しておいてください。
割引適用には証明書の呈示も必要
学割や障がい者割引を適用させる場合は、乗車当日に各証明書(学生証・身体障がい者手帳など)を呈示する必要があります。その証明書を忘れると、通常料金との差額を支払う必要があるのでご注意ください。
乗車券を紛失・忘れてしまった場合は?
乗車券を紛失・忘れてしまった場合は、再度購入しなければいけません。WEB乗車票はスマホさえあれば表示できるので問題ありませんが、紙の乗車券などは忘れないようご注意ください。
再購入時に、バス会社にその旨を伝えると証明書が発行されます。紛失・忘れてしまった乗車券が後日見つかった場合は、その証明書と一緒に窓口へ持って行く、もしくは郵送すれば払い戻し可能です。払戻手数料を引いた金額が戻ってきます。JRバスの場合は、払戻期限が1年間です。
対応方法はバス会社によって異なるので、公式サイトもご確認ください。
まとめ
高速バスの乗り方は、バス会社や路線によって異なりますが、WEB乗車票を呈示すれば乗車できるところが増えています。乗車する際は必要なものを手元に用意し、すぐに乗務員さんに示せるように準備しておくと慌てずスムーズに乗車できます。
また予約したバス会社の公式サイトにも、詳しく乗り方は書かれているのでそちらもチェックしておくと安心ですね。
(バスとりっぷ編集部)