闘牛やサクラダファミリア、フラメンコなどが楽しめるスペインは、日本でも人気をはくしている観光地。首都マドリード(マドリッド)と人気観光地バルセロナは必ず訪れたいスポットですが、距離があるため移動方法に頭をかかえる人も少なくないでしょう。
そんな方に今回は、スペインで超一般的な長距離バスの予約方法をご紹介します。
大手バス会社「ALSA」がお得で便利!
現地の方に「長距離移動のオススメは?」と聞くと、必ずと言っていいほど勧められるのが、年間3億人以上の乗客が利用すると言われている大手バス会社「ALSA(アルサ)」。有能なチームによって約2,850台のバスが運営され、バスステーションやサービスエリアなどの管理も進達しています。
列車での移動は時間を削減できる代わりにコストがかなりかかってしまうため、スペインでは長距離移動にバスを利用するという方が多いのだとか。
さらに、スペイン国内だけではなくヨーロッパ各国に路線があるため、ヨーロッパ周遊を考えている方にもオススメできます。
「ALSA」でバスを予約する方法
今回は、人気のルートであるマドリードからバルセロナへのチケットの取り方を例に説明していきます。
まず「ALSA」のウェブサイトへアクセス。

スペイン語で表示されている場合は、右上の言語指定で「English」に設定しましょう。
移動したい区間を入力し、「Departure date(出発日)」を選択してください。往復でチケットを購入したい場合は「Add return(復路便を追加)」をクリックし日付を指定します。
その下に「1 Adult(26 to 59 years) (大人1枚 26歳から59歳)」と表示されているところで自分に当てはまるものを選択してください。

すると検索結果が表示されます。自分の指定した日の前後の値段も確認できます。

1日に何本も運行されているため、夕方出発の便や夜中出発の便など種類はさまざま。比較的に昼過ぎ出発のものが安く設定されています。

値段のところをクリックすると、復路便の選択に進みますので、同様に希望のチケットを選択してください。
右側の「OUTWARD JOURNEY(往路切符)」で「Departure(出発地)」「Arrival(到着地)」「total price outward journey(往路切符の合計金額)」を確認。
「RETURN JOURNEY(復路切符)」も同様に確認できたら、右下の「Continue(継続)」を選択します。

次のページでは座席の指定ができます。その他に「Extra luggage(受託荷物の追加)」(通常は30㎏まで。選択するとさらに30㎏の荷物を預かってもらえます)や「ALSAcab(バスステーションからのカーサービス)」などのサービスが選択できます。

次のページで最後のステップ。自分の情報を入力しましょう。
「Name(名前)」「Surnames(姓)」、そして「Type of document(書類の種類)」では「Passport(パスポート)」を選択し、パスポートナンバーを入力してください。

そして「Method of payment(支払い方法)」を選択し、一番下の項目では自分に合った内容に沿ってチェックを入れます。一番下のチェック項目は「購入条件やプライバシーポリシーに同意します」という内容です。内容を確認し、これには必ずチェックを入れましょう。
あとは「Pay(支払い)」をクリックして完了です!

購入後は、Eメールに予約の詳細が記載されたPDFデータが送られてきます。チケットの証明になりますので、プリントアウトして持っておくことをオススメします。
ネットで簡単に予約できてしまうALSA。ぜひスペイン観光の際は有効活用してみてくださいね!
(トキエス)