ざっくり、こんな移動
- 新宿・豊橋エクスプレスほの国号 夜行便は東京と愛知県東三河間を運行
- フリーWi-Fi・トイレ付きの4列シート
- 車内にゴミ箱あり
ほの国号(夜行便)ってどんなバス?
「新宿・豊橋エクスプレスほの国号」は、東京と愛知県東三河地区を結ぶ、関東バスが運行している高速バス。夜行バスの乗降地は、東京都の練馬・中野・新宿・渋谷、愛知県の本野原・豊川駅・豊川市役所・心道教前・豊橋駅・藤沢町・植田車庫前・三河田原(渋谷は降車のみ利用可)。
かつて「穂の国」と呼ばれていた東三河地区。豊橋市内には、路面電車の中でおでんやビールが楽しめる「おでんしゃ」や「ビール電車」が運行。三河古来伝承の手筒花火はきれいなだけじゃなく、他にない迫力の花火です!
豊川は日本三大稲荷のひとつに数えられる豊川稲荷が有名。三河田原駅は愛知県内の鉄道駅では最南端に位置し、鳥羽へのフェリーも出ていたりと、東三河は観光スポットがたくさんあります。
夜行便のほの国号の運賃は3,200円~6,700円。東京~豊橋間の新幹線の運賃が9,100円ですから、とてもリーズナブル。練馬~三河田原間の乗車時間は約7時間15分。新宿~豊橋間なら約5時間45分です。
※2023年9月調べ
※新幹線はひかり・指定席・通常期の料金
ほの国号(夜行便)のバス便
ほの国号(夜行便)の車内設備
夜行便のほの国号は横4列x縦11列のシートで、後方にトイレがあるため40人乗りとなっています。8列目より後ろは女性専用シート。トイレが近いのも女性には嬉しいところ。
シートはリクライニング可能で、フットレスト、アームレスト付き。シートの前にはドリンクホルダー。網ポケットには使い捨てのスリッパと案内ファイルが入ってました。
各シートにはブランケットも用意されています。
バスタ新宿から豊橋駅まで乗車
実際にバスタ新宿から豊橋駅まで、ほの国号に乗車してきました。バスタ新宿はC7乗り場からの乗車です。最初は座る場所もないくらい混雑していたバスタ新宿でしたが、23時55分発ともなると、待っている人も少なく、出発時間まで座って待てました。
バスが到着したら、予約メールを提示して乗車します。大きな荷物のある人は、トランクルームに預けていました。
座席は自動で振り分けられていたのですが、この日は女性専用シートが空いているからと、そちらに移動させてもらえました。ありがたい!
遅い時間の出発だからでしょうか、バスタ新宿を出て高速に乗るとすぐに消灯の時間となり、車内は真っ暗になりました。車内に灯りが入るからと、窓側のカーテンは開けないようアナウンスがあり、見るとしっかりホックで留められていて、簡単には開かないようになっています。おかげで外の光が入ることもなく、ぐっすり眠れました。
休憩は2回。静岡県御殿場市の足柄SAと静岡県浜松市の浜松SA。
足柄SAは1時30分着で休憩は10分。1時40分の出発でした。
浜松SAは3時35分到着で、3時45分出発です。浜松SAは大きな施設なので楽しみに降りたのですが、深夜なので商業施設は営業していません。しかも、バスは大型車用エリアに停まっていたので、トイレしかありませんでした。でも、降りてすぐトイレなのは便利でした。
その後、最初の降車地の本野原は、5時2分到着予定でしたが、約30分早い4時34分に到着。5時9分到着予定の豊川駅には4時43分着。5時40分到着予定だった豊橋駅には5時15分に到着。
ここでバスを降りました。新宿から5時間ちょっとで豊橋へ。早い!
普段から朝5時起きの生活をしている私には、とっても良いペースでした。
ほの国号(夜行便)は女性にもおすすめしたい!
ほの国号に実際に乗車してみて、女性に優しい夜行バスだと感じました。その理由は以下の通り。
・女性専用シートはトイレに近い場所にあり、周りが女性だけだと思うと気持ちも楽
・使い捨てのスリッパがあるので足の浮腫み防止になる
・大判のブランケットは冷房の風からも守ってくれる
・カーテンに囲まれているので、すっぴんでも人に顔を見られない
・トイレに鏡があるので、簡単な化粧直しも可能
・なんといってもゴミ箱があるのが嬉しい
(使用済みのウェットシートやメイク落としシートをカバンに入れて持ち歩くのは大変)
という理由から、安心して利用できる夜行バスとして女性におすすめしたいです。
ほの国号(夜行便)のバス便
ほの国号 昼行便の乗車記はコチラ
※取材協力/関東バス
(さとちん)