イチロー氏(51)と松井秀喜氏(50)がBS-TBS特別番組「イチローVS松井秀喜 ~今だから話せる本音対談~」(5日午後7時から)で語り合う。
出会いは高校時代にさかのぼり、NPB、メジャーと同じ時代を生き抜いてきた2人のレジェンド。最後に会ったのは14年当時、イチロー氏が選手として所属していたヤンキースの春季キャンプで、松井氏が臨時コーチとして訪れて以来だった。
長く時計の針が止まっていたが、昨年9月23日に東京ドームで行われた「高校野球女子選抜VSイチロー選抜 KOBE CHIBEN」の試合で、松井氏がイチロー選抜のメンバーとして出場。太もも裏を肉離れしながら松井氏が劇的なホームランを放ち、イチロー氏が涙目で抱擁した。
なぜイチロー氏は松井氏に声をかけたのか。そして松井氏はなぜ再会のオファーに応えたのか。試合を前後して、膝を突き合わせて語り合う機会を得た。
MLB挑戦に対するお互いの思い、さらに打撃論にも展開し、お互いのモデルのバットを手にしながら、タイプが異なりながらも打者としての天性をそれぞれ雄弁に口にした。
10年ぶりの再会の空白はあっという間に埋まり、過去、現在、そして未来への思いを巡らせる。