フジテレビ系特番「オールスター合唱バトル」(12月29日午後7時)が放送され、エイベックスの音楽系に特化したエージェンシー「muchoo」メンバーで組んだ「ミリオン再生合唱団」が優勝を飾った。このほどメンバーインタビューがエイベックス公式サイトなどで公開された。
番組では各20人で構成される7組の合唱団が演目2曲を合唱で披露。宮本亞門、HIKAKINら5人の審査員の得点で争う。NEWS増田貴久ら率いる「令和アイドル合唱団」と狩野英孝率いる「歌うま芸人合唱団」らも出場した。
「ミリオン再生合唱団」は昨夏放送の前回で「ミュージカル合唱団」と同点優勝。今回は初の単独優勝となった。前回も参加のシンガー・ソングライター兼YouTuberの財部亮治は「収録の時に、スタジオの廊下で偶然すれ違う方々のすごい顔触れを見て、僕は(頭を抱えて)マジ今回はやばいかも…みたいになってました」と語り「1回優勝していますし、前回よりも僕的にはプレッシャーもかなり高かったですね。あと練習していく中で、前回と空気感が違ったりもしてて。楽しさだけじゃなくて、何とも言えない勢いみたいなものが前回はすごくあったんですね。でも今回は、その勢いが途中ぐらいまであまりなくて。みんなメッチャ考え込んじゃう時間とかがかなり多かったんですよ。これで大丈夫かな?ってすごく心配になりつつやっていったので、メンバーが変わっただけでこんなにも雰囲気が変わるのかとも思いましたね。何とか本番を乗り越えて。意外と本番になったら、やっぱり皆さん、個々のポテンシャルが高すぎるので、グッと勢いで何とか優勝できたなという感覚でした」と振り返った。
初参加となった、シンガー・ソングライターまるりは18歳まで12年間合唱団に所属していたと明かし「それが歌手を目指すきっかけにもなったりしていて、みんなでハーモニーを歌うのが、もともと大好きだったんですよ。唯一続いた習い事だったぐらいで」と語った。前回放送を見て番組に出たいと思っていたといい「オファーもらった時はすごくうれしかったんです。でも本当にみんなが言っている通りプレッシャーもあって。やっぱり結果が出る番組なので、楽しいだけではきっと勝てないんだろうなというのは、1発目の練習の空気感でも思いましたね」と話した。
そうした苦労や葛藤を乗り越えて優勝という結果を手にした。まるりは「普通に活動していたら会えなかった皆さんと一緒に歌えたということが人生の財産になりました。忘れられない出来事になりました。『絶対優勝したいけど、最悪、結果がどうであれ、本当に楽しかった!』と2曲目を歌った後に思って、すごく涙が出てきたんですよ。同時に、優勝っていう結果も出て『こんなことって、今後起きるんかな?』というぐらいすごい奇跡をみんなで起こせたような感じがして、ものすごく楽しかったですね」とかみしめるように語った。
インタビューにはLUV K RAFTのボーカルKAREN、Mishu、
シンガー・ソングライター杉本琢弥、アカペラグループ、Rabbit Catの、はつみも参加した。