ざっくり、こんなおすすめポイント
- 嬉しい装備! 低反発クッションとふかふか毛布
- 関西から埼玉まで乗り換えナシで便利!
- シートの詳細やバス車両ごとの違いを総チェック
関東~関西を結ぶ、使いやすい高速バス「ムーンスター号」
イーグルバスのムーンスター号は、埼玉(若葉、川越、大宮)・東京(東京、新宿、秋葉原)~京都・大阪を結ぶ高速夜行バス。埼玉から大阪までの最長581kmを、10時間30分~11時間5分程度で結びます。
ムーンスター号の運賃は片道4,800円~11,500円。予約乗車の他に、もし当日空席があればその場での現金支払いで乗車が可能です。更には学生やシニアの料金割引もあり、使いやすくて人気のバスなのです。
3列独立シート、トイレ付
ムーンスター号は全て3列独立シート、車内トイレ付き。シートは前後で10席あり、座席数は全28席です。
バスの座席は、同じグループはなるべく近くになるように、違うグループの異性同士はなるべく隣り合わないように割り振られますよ。
なお、座席ナンバーは、シート上の荷物棚とアームレストに明記されています。シートの背もたれ部分には書いてないのでご注意を。
車両ごとの違いは?
ムーンスター号には複数台の車両があり、ちょっとだけ設備に違いがあります。それはトイレの位置! 車内中央にトイレがある車両と、車内後方にトイレがある車両があります。
それ以外のシートや車内設備などは、どの車両でも全て同じ。ではでは詳しくご紹介していきましょう!
全車両共通! シート情報や車内設備
コンセント、フットレスト…シート周りの設備を調査
ムーンスター号の座席はロゴ入りのブルーのシート。窓際・中央席とも共通です。シート座面の横幅は46.5cmあり、ゆったり座ることができますよ。
シート周りには、フットレスト・レッグレスト・コンセント(携帯・スマホ用)・カップホルダー・読書灯あり。
その他、荷物フック・プライベートカーテン・収納式テーブルあり。また、廊下側のアームレストは邪魔にならないよう下ろせる仕掛けとなっていますよ。もちろん背もたれはゆったりリクライニング。
全てセットすると、このような感じに。
クッションと毛布が優秀!
座席には一人1つずつ、クッションと毛布が置いてありますよ。クッションは低反発仕様で、更に使いやすい仕掛けあり。2パターンの形に変えられるので、腰当てや枕、座布団としても利用できます。
またブランケットは100cm×140cmと大判! その上ふわふわで手触り良し。毎日全て洗濯されているので、衛生面も問題ありません。
クッションとブランケットは、乗客の意見を取り入れて改良されてきた品。使いやすさ・大きさ・手触りなど、リラックスのための工夫が詰まっています。
なお私はこのクッションと毛布をフルに利用し、目的地まで気持ち良く眠ったばかりか、朝になってもバスから降りたくな~い気分になったことをお伝えしておきます。ふかふか毛布、すごくいいですよ!
ムーンスター号の運転路線・途中休憩は?
ムーンスター号の運行路線は【川越大阪線】と【若葉大阪線】の2つ。下記リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。
※2019年4月時点で運行している路線です
途中立ち寄るサービスエリアは2カ所
どちらの場合もSA休憩は2回。大阪方面出発便では深夜に滋賀県の土山SA・早朝に神奈川県の海老名SAで、埼玉方面出発便では深夜に神奈川県の港北PA・早朝に滋賀県の土山SAで、それぞれ約15~20分ほどの休憩となります。(※早朝の休憩は乗務員交代のみとなる場合もあります)
なおサービスエリアでの休憩時、車外に出る時には番号カードを受け取ります。
ムーンスター号のバス停は全て駅前か駅近!
ムーンスター号の発着するバス停は、「若葉駅西口」「川越駅西口」「大宮駅東口」「東京駅鍛冶橋駐車場」「バスタ新宿」「秋葉原駅」~「京都駅八条口」「大阪(梅田)」。
どのバス停も駅前か、駅から徒歩数分の近さ。電車との乗り継ぎがラクなのが嬉しいですね。
ムーンスター号は最長で【川越大阪線】が約10時間30分、【若葉大阪線】が約11時間05分となるバス旅。例えば私の乗車した大阪発の【川越大阪線】なら、22:20に大阪を出発~翌8:35に川越駅に到着というスケジュールでした。
東京~大阪の夜行バスとしてはややゆっくりめ。一日の仕事が終わった後に乗車できて、車内でゆっくり眠り、降車する頃にはもうモーニングなどのお店が開いているというスケジュールです。これなら、到着が朝早すぎて暇つぶししなきゃ…とか、乗車時間短めで寝不足…ということもありません。ビジネスはもちろん、弾丸旅行にも使いやすい!
便利な上にリラックスできるムーンスター号。上手に取り入れて、旅を楽しんでくださいね。
(陽月よつか)