ざっくり、こんなテーマパーク
- 世界で8番目のレゴランドが名古屋にオープン
- テーマごとに楽しめる7つのエリア
- レゴランドジャパン限定グルメを楽しもう
日本中から注目を集めている、名古屋の新しい体験型テーマパーク「レゴランドジャパン」を一足早く体験してきました。見どころ、遊びどころなど、おすすめポイントを紹介します。
世界で8番目のレゴランドが名古屋にオープン
今回、名古屋にオープンする(2017年4月1日開業)レゴランドジャパンは、屋外型施設として東京ドーム3個分の広さに40のアトラクションをぎゅっと詰め込んだ、まさにおもちゃ箱のようなテーマパークです。
レゴのふるさとのデンマークをはじめ、イギリス、ドイツ、アラブ首長国連邦、アメリカ(2カ所)、マレーシアに続いて、名古屋は世界で8番目のレゴランドとして日本初上陸です。
テーマごとに楽しめる7つのエリア
レゴランドは7つのエリアに分けられていて、そのテーマごとの楽しみがあなたを待っています。わたしと一緒にレゴランドの中を探検しましょう。
1.アドベンチャー 「若き探検家のきみを大冒険が待っている!」
【サブマリンアドベンチャー】
サブマリンアドベンチャーは、海底に広がるレゴブロックで作られた遺跡や像を探す大冒険。また海底には、本物の熱帯魚が80種類200匹以上、潜水艇のまわりを泳いでいます。
船内には魚の名前が書かれたパネルが並んでいますが、もし見つけきれないときは潜水艇の窓からドンドン写真を撮って、帰ってから図鑑で見つけてみるのも楽しいですよ。
【スクイッドサーファー】
スクイッドサーファーは、回転しながら走るジェットスキー。それだけでもスリル満点ですが、まわりで見ている人が水中に仕掛けられた「海底ボム」のスイッチを押すと、大きな水しぶきが上がりジェットスキーを襲います。
乗っても楽しい、見ても楽しい参加型のアトラクションです。
【スフィンクス】
各エリアにはテーマに合わせたレゴブロックの像があります。ユニークなポーズでパークに訪れた私たちを迎えてくれます。
古代エジプトでは、王様や君主の総称「ファラオ」がいますが、レゴランドのファラオ像には20万3,000個ものレゴブロックが使われています。まさに君主の名にふさわしいスケールです。
2.パイレーツショア 「海賊船に乗り込み、スリル満点な冒険へ」
【スプラッシュバトル】
ほかの海賊船に気をとられていると、陸にある大砲からも水が飛んでくるので油断は禁物です。敵は海賊だけじゃなく、見ている観客全てがあなたを狙っています。本当の敵は外(陸側)で見ている家族だったりして…。
【アンカーアウェイ】
海賊船が前後左右に大きく振られるアトラクション。勇気と度胸が試されます。
3.ミニランド 「ビルダーの腕の見せどころ レゴブロックの街並み」
レゴランドの中心に位置するミニランドは、もっとも興奮できる場所かもしれません。レゴブロックで東京、大阪、京都、名古屋の街や日本各地の観光名所が精巧に再現されています。
ミニランドをぐるっと一周りすると、まるで日本一周の旅をした気分になれるほど。本物そっくりな景観が広がっています。
ビルダーと呼ばれるレゴのプロフェッショナルが莫大な時間と1,049万6,352個のレゴブロックで再現する「日本」は、もちろん世界でもココだけ。世界中のレゴファンから注目を集めること間違いなしのミニランドです。
4.ナイトキングダム 「『ザ・ドラゴン』に乗って王様の城を駆け抜けよう!」
【ザ・ドラゴン】
ザ・ドラゴンは中世の世界を駆け抜けるジェットコースター。途中には様々なレゴモデルが立ち並び、その間をすり抜けるスリルは、レゴランドだけでしか体験できない醍醐味です。
ザ・ドラゴンに乗ることができないお子様にはドラゴンアプレンティスというミニコースターがあるので、こちらを楽しみましょう。
【マリーンフライングマシン】
魔法にかけられたこの乗り物は、ペダルを漕ぐほど高く高く舞い上がります。
【ナイトテーブルレストラン】
ナイトテーブルレストランの店内は、「もしお城の中にレストランがあったら、きっとこんな感じ!」というような素敵なお店です。テラス席は「ザ・ドラゴン」を駆け抜ける勇士が見られるビューポイント。こちらもオススメです。
5.ブリックトピア 「小さな子どもが大喜び! レゴブロックで自由に遊ぼう」
ここでは、レゴブロックを使って子供たちが自由な想像力と向き合えるエリアです。
【オブザベーションタワー】
レゴランドの中心にそびえるオブザベーションタワーは、遠くからでも見えるパークのシンボルです。遠くからでも見えるということは、タワーに登れば周囲を一望できる絶景を楽しめるということ。
高さ59.8mのオブザベーションタワーは、ビルに例えると地上20階建ての最上階! 高層ビルに匹敵する高さです。
オブザベーションタワーは、展望スペースが回転しながら登っていくので、シートに座ったまま360度の展望を楽しめます。ここから見下ろすミニランドは、下を歩いている人がまるでレゴブロックの人形に見えてしまうマジックがあります。
【デュプロプレー】
デュプロプレーは、1歳児でも遊べる大きなサイズのレゴブロック「デュプロ」をつかって遊べるエリアです。小さな子どもの手でもしっかりつかむことができるサイズで、誤って口に入れたりできない大きさなので安心です。
【デュプロエクスプレス】
デュプロエクスプレスでは、列車に乗りながらカメラやビデオの撮影もできるので、家族で一緒に楽しめます。
6.ファクトリー 「アジア最大級の品揃え『The Big Shop』と『ファクトリーツアー』」
「The Bigshop」に並ぶお土産は、レゴブロックから映画にビデオゲーム、Tシャツや文具までありとあらゆるアイテムが揃っているので、あれもこれも欲しくなり、長くいるともっとも危険なエリアかもしれません。
また、ファクトリーツアー(工場見学)ではレゴブロックの製造体験ができます。自分たちが作った、世界にたったひとつのレゴブロックをお土産に持ち帰ることができるので、おもちゃ屋さんでは体験できない大切な想い出になります。
7.レゴシティー
レゴシティーは、子どもたちがブロックを組み立てるだけでなく、決断とチームワークを学ぶことができるエリアです。
ドライビングスクールとジュニアドライビングスクールでは、授業を受けるとドライビングライセンスカードをもらえます。またレスキューアカデミーは、消防士になり消防車に乗って、仲間と一緒に燃えるビルを消火する体験型アトラクションです。
【パレスシネマ】
映像や音だけじゃなく、雨や風の特殊効果も4Dムービーで楽しめる映画館です。
レゴランド限定グルメを楽しもう
園内には5つのレストランと8つのスタンドが、70種類のメニューを用意して待っています。
LEGOポテトは、レゴブロックそっくりの形をしたスティックポテト。食べながら組み立てたくなる、そんなポテトが楽しめます。販売店はアドベンチャーエリアの「オアシス・スナック」。
ローストビーフは、柔らかくてジューシーな味。かかっているグレイビーソースとマッチして口の中が幸せになる一品です。販売店はナイトキングダムの「ナイト・テーブル・レストラン」。
ホットドッグはノーマル、チーズ、チリの3種類の味が楽しめる、食べやすいサイズです。販売店はレゴシティの「マリーナ・スナック・シャック」。
これだけじゃない! レゴランドの魅力
日本ではまだ知られていない世界共通のレゴランドルールをこっそり教えます。
【レゴミニフィグの交換】
レゴには、ミニフィグと呼ばれる小さなフィギュアがあります。これを持ってレゴランドへ行くと、園内のスタッフが名札に着けているミニフィグと自分のミニフィグを交換してくれます。もし手元にミニフィグがあるなら、ぜひ持っていきましょう。
レゴファンの中には、たくさんのミニフィグを集めている人がいます。ミニフィグをレゴランドに持って行って、パーク内のスタッフとドンドン交換するのが世界のレゴファンの楽しみ方だそうです。
【インフォメーション】
園内に入ってすぐ右手には、インフォメーションやゲストサービスの窓口があって、コインロッカーをはじめベビーカーや車椅子の貸し出しもあります。
また当日1Dayパスポートで入場して、年間パスポートへ切り替えたいときにもこちらの窓口で対応してくれます。
【園内の注意】
子どもたちが主役のレゴランドなので、園内ではアルコールの販売はなく持ち込みもNGです。また喫煙スペースも限られているので注意してください。
レゴランド ジャパン
最寄駅 電車:あおなみ線「金城ふ頭」駅からすぐ 050-5840-0505 10:00-17:00(季節により-19:00)
1DAYパスポートおとな(13歳以上)6,900円 こども(3-12歳)5,300円
Webサイト
年間パスポート おとな17,300円 こども13,300円-
レゴランドジャパンがある名古屋までは全国から高速バスが運行
レゴランドのある名古屋までの高速バスは、仙台や福岡など全国各地から運行しています。東京からは昼行便と夜行便があり、運行時間は約6時間、最安値は1,820円。
名古屋駅に到着したら、レゴランドの最寄駅、金城ふ頭駅までは名古屋臨海あおなみ線に乗り換え約23分です。
※2017年3月27日現在「夜行バス比較なび」調べ
レゴランドジャパンへの高速バス・夜行バス
大人も楽しめる魅力いっぱいの「レゴランドジャパン」
テーマパークや遊園地といった遊戯施設が大の苦手な私です。
これまでは家族や仲間に誘われて(渋々)足を運んできましたが、レゴランドは子どもの頃に遊んだレゴブロックが並んだ、まるで夢の世界。その光景に思わず興奮してしまいました。主役は子どもたちのテーマパークですが、意外に?大人が楽しめてしまうのがレゴランドの魅力かもしれません。
※取材協力/LEGOLAND Japan
(出雲義和)