ジリジリと暑い夏にぴったりな通勤コーディネートを日本気象協会に勤務している3人の気象予報士が紹介します。暑さや紫外線など、夏特有の悩みを解決するためのおすすめアイテム、使い方を気象予報士ならではの視点で解説します。
大好評企画第3弾です!
7月のお天気は?
7月に入った途端に各地で最高気温が35度以上の猛暑日が続出したり、7日には静岡市で最高気温が40.0℃と全国で今年初の酷暑日となるなど、身体にこたえる暑さとなっています。
東京を例にとって、7月の平年値を見てみますと、
平均気温:25.7℃
日最高気温:29.9℃
日最低気温:22.4℃
平均湿度:76%です。
平均気温に注目しますと、6月の平均気温は21.9度でしたので、7月に入って暑さのレベルが1段階アップしたような形となっています。
この夏の猛暑を乗り切るために、3名の気象予報士が夏を快適に過ごす夏の通勤コーディネートとおすすめアイテムを紹介します。
①体にまとわりつくような蒸し暑い日を想定 若林気象予報士のコーデ
ムシムシとして身体にまとわりつくような暑さとなる日を想定したコーディネートをしてきた若林気象予報士。汗をかいてもべたつかないさらっとした素材の、涼しげな色合いのワンピースコーデを紹介してくれました。首元がスクエア型になっている点も、涼しげな印象に見えておすすめなのだそうです。また、袖が短すぎないので、出社後の冷房対策にもなるようですよ。
若林気象予報士のおすすめのアイテムは“ハンディファン”。
4段階で風量調節ができる点と、出勤後は卓上に置けて快適に業務を開始できる点が良いそうですよ。ハンディファンはいろいろな種類のものが売り出されていますよね。ぜひ、参考になさってください。
②朝から日差しが照り付く暑い日を想定 清水気象予報士のコーデ
朝から晴れて日差しが強く暑い日を想定したコーディネートをしてきた清水気象予報士。夏らしくブルー系でまとめ、フレアタイプの袖で涼しげにしているとのことです。一緒にあわせた薄地のジレはおしゃれもできて体系カバーにもなるとのことですよ。
清水気象予報士のおすすめのアイテムは“フェイスパウダー”と“日焼け止め”。
フェイスパウダーはUVカット効果があるとのことで、昼休憩時の化粧直しの際に使っているとのことです。7月は昼頃の紫外線は非常に強まるので、外にランチに行く際もしっかりと紫外線対策ができるアイテムですね。
もう一つは、ウォータータイプの日焼け止め。吹きかけると冷たくて気持ちく、熱中症対策にもなるそうですよ。顔につける際は、一度手に取ると良いとのことです。
③汗ばむ日を想定 安齊気象予報士のコーデ
汗ばむ日を想定してコーディネートをしてきてくれた、安齊気象予報士。通気性の良い服で、乾きやすい素材の服をチョイスしているとのこと。夏場は髪を結んで首周りをすっきりとさせているとのことです。
安齊気象予報士のおすすめのアイテムは“メンズ用の汗拭きシート”と“日傘”。
汗拭きシートは、女性用のものも良い香りがしてもちろん良いとのことですが、メンズ用の良いところは、シートが大きく、清涼感が強いところとのことです。出勤後に使うと、とにかく涼しくなり、汗もすぐに引いて快適に過ごせるとのことですよ。
もう一つのアイテムは、日傘。100%遮光効果があるものを選んでいるとのことです。日傘の効果をしっかりと引き出すためには、差し方が重要で、日傘は顔の近くにさすと良いと教えてくれました。日ごろの日傘の差し方を見直してみると良さそうですね。
気象予報士の夏のコーディネートとおすすめアイテム、いかがでしたでしょうか?
ぜひご参考いただき、暑い夏を乗り切りましょう。
動画解説:若林菜友、清水茜音、安齊理沙、工藤佳奈子