10月31日はハロウィンです。ハロウィンといえば仮装が楽しみな方も多いのではないでしょうか?
最近、日中は暖かいのに朝晩はグッと冷え込んだり、一日中すごくひんやりしていたりという日も増えてきました。そこで今回は、『ハロウィン当日の気温の傾向』と『ハロウィンの防寒対策』をご紹介します。
ハロウィンの気温の傾向
まずは、10月31日の過去3年間の「最高気温」を確認してみましょう。
札幌は15℃、東京から福岡では大体20℃前後となっています。ただ、雨が降るとここからグッと冷え込んでいます。このくらいの気温だと、長袖シャツやカーディガンが活躍します。
ただ、ハロウィンの仮装は夜に行う人も多いので、日中の最高気温よりも気になるのは「最低気温」。最高気温と最低気温を合わせて確認してみると…
なんと、気温の日較差が10℃近くあるんです。最低気温に合わせて服装を選ぶと、トレンチコートの出番です。札幌だと厚手のコートが必要になりますね。
さらに、ここに加えて風が吹くのがこの季節。風速1m/sの風だと、体感気温は約1℃下がるといわれています。ちなみに去年は東京や大阪でも2~3m/sくらいの風が吹いていたので、大体ここから2~3℃くらい低くなっていたことになります。
ハロウィンの防寒対策
こんなにひんやりするこの季節、それでも仮装を楽しみたいという方は以下の防寒対策を行ってみましょう。
①薄めの防寒グッズを着用する
ここ数年、吸湿発熱タイプの機能性インナーのバリエーションがとっても増えていて、色んなメーカーから発売されています。仮装をするときのインナーの薄さは快適さに繋がります。
②3つの”首”をあたためる
ここを温めると冷え性対策にも効果的!という3つの首を知っていますか?皮膚が薄く、表面近くに太い血管が通っているのが3つの首。「首」「手首」「足首」です。マフラーや手袋、レッグウォーマーで温めましょう。
③屋内で過ごす
なんといってもこれは大事です。各地でハロウィンの屋外イベントも開催されていたりしますが、1日中、一晩中、外に出ていてはどうしても身体は冷えてしまいます。適度に屋内に入って休憩をとりつつ楽しみましょう。
動画解説:工藤 佳奈子