今年も、残すところあとわずかとなりました。そろそろ、おせち料理の準備に取りかかるご家庭もあるのではないでしょうか。そこで活躍するのが、密閉性の高いジッパー付きビニール袋(商品名:ジップロック)です。ちなみに、「ジップロック」は、旭化成ホームプロダクツ株式会社」の登録商標。そのため本記事では「ジッパー付きビニール袋」と表記します。
「ジッパー付きビニール袋」は作り置きした食品を小分けにして、冷蔵や冷凍保存するのにとても便利ですし、食品の保存以外にも、ジッパー付きビニール袋にはさまざまな活用方法があることをご存じですか?
今回は、年末年始に役立つ「ジッパー付きビニール袋」の活用方法をご紹介します!
おせち料理の保存に重宝する「ジッパー付きビニール袋」
「ジッパー付きビニール袋」と言えば、まず思い浮かぶのが食品保存としての使用法です。日本のお正月には欠かせないおせち料理を、小分けにして保存するのに重宝しますね。
おせち料理の日持ちは、冷蔵の場合でだいたい3日〜4日ほど。冷蔵して置く時には、これくらいを目安に食べきるようにしましょう。
料理によっては、冷凍で約1カ月ほどの保存も可能です。ただし、こんにゃく、かまぼこ、たけのこ、れんこんなど、素材によっては冷凍に向かないものもあるのでご注意を。にんじんも冷凍すると食感が悪くなるので、気になる方は避けた方が無難です。
冷凍におすすめなのは、栗きんとんや黒豆。栗きんとんは、平らにならしてラップで包んでから冷凍しましょう。煮物などを冷凍したい場合は、こんにゃくやたけのこなどの冷凍に向かない食材を、外してから冷凍するとよいでしょう。
旅先でも大活躍する「ジッパー付きビニール袋」
年末年始は、帰省や旅行に出かける人も多いはず。「ジッパー付きビニール袋」は、アクセサリーなどの細々としたものを旅先に持っていくのにも便利ですね。シャンプーや化粧品などの中身がこぼれると困るものも、「ジッパー付きビニール袋」に入れてから運べば安心です。
旅行先での使い道のひとつが洗濯。旅先で、汚れ物を洗濯したいと思った時に、「ジッパー付きビニール袋」に水と洗剤、汚れ物を入れて、もみ洗いをすると簡単に洗濯ができます。汚れが落ちたら水を入れ替えてすすぎをすれば、手も汚れませんね。
また、荷物が多くてスーツケースがパンパンになりそう時にも、密閉が可能な「ジッパー付きビニール袋」は大活躍。洋服などを入れてから、ジッパーがないほうからクルクルと巻いて空気を抜いて、ジッパーを閉めれば、コンパクトに圧縮が可能です。あらかじめ、一日ごとの着替えに分けて袋に入れておくと、その日に着たい分をすぐに取り出せてとても便利です。
年賀状の整理にも活躍する「ジッパー付きビニール袋」
家の中で、細々とした小物の整理整頓をする時にも、「ジッパー付きビニール袋」が大活躍。この時期に、特におすすめしたいのが年賀状の保管です。
いただいた年賀状をすぐに処分するのは、心苦しいもの。まとめて袋にいれて収納しておきましょう。表に、年を書いておけば、いつのものかが一目瞭然。嵩張らずに保管ができるのも便利ですね。一定期間が過ぎたものから処分をするなどのルールを決めておくとよいでしょう。
── 食品のみならず、小物の小分けや保存にとても便利な「ジッパー付きビニール袋」。工夫次第で、もっともっといろいろな活用方法があるかもしれません。ぜひ、あなただけのオリジナルな活用方法を見つけてみてください