「北海道胆振東部地震」が発生してから今日で20日が経ちました。あらためて被災された道民のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
北海道の一日も早い復旧のために、一人ひとりできることはたくさんあります。何より、グルメの宝庫である北海道は、おいしい海産物や農産物に出会える魅惑の大地。例えば、市場まで行けない方は絶品グルメをお取り寄せして、北海道を応援することもできますね!
そして今回は、北海道の旬が最も身近に感じられ、道民の方々の元気のバロメータでもある「市場」をご紹介したいと思います。北海道の魅力がギュッと詰まった市場は、北海道を愛する人々、そして道民の方全員の元気のみなもと! さあ、北海道の有名市場で元気と笑顔をチャージしましょう!
札幌市中央卸売市場/場外市場(札幌市)
札幌市中央卸売市場直結の「場外市場」には、厳選された食材を扱う約60の店舗が集結しています。水揚げされたばかりの新鮮な海の幸はもちろん、道内各地から集まるとれたての野菜や果物のほか、乾物や干物なども並び、新鮮かつ食材の豊富さに、ついつい買いすぎてしまうほど人気の市場です!
停電解消などインフラ面の復旧を受け、道内最大規模を誇る札幌市中央卸売市場では水産部門の競りが地震発生から3日後に再開したものの、地震発生からしばらくは品揃え、取引量は地震発生前にはまだ及んでいないといわれていましたが、札幌市内は確実に活気を取り戻しつつあります。節電の影響で店内が平常時より薄暗くなっているお店もありますが、通常営業を再開したお店も多いという朗報も入ってきていますので、ここはみなさん、応援の思いを込めて札幌市中央卸売市場にお出かけしてみませんか!
札幌市中央卸売市場/場外市場
●所在地:北海道札幌市中央区北11条西21-2-3
●営業時間:6:00~17:00(店舗により異なる) ※飲食店は7:00~
●アクセス:地下鉄東西線「二十四軒駅」から徒歩7分
※詳細は公式HPをご確認ください
※データは地震発生前のものです
小樽三角市場(小樽市)
土地と屋根が三角の形をしていることから名づけられた「小樽三角市場」は、小樽駅を降りて徒歩2分とアクセス抜群! 坂道を利用した通路を挟んで両側に、さまざまな旬の海産物や農産物を並べたお店がところ狭しと並んでいるので、お店の人と言葉の掛け合いを楽しみながら買い物ができるのも魅力のひとつです。
6日未明に道内広範囲を襲った強い地震により、小樽や後志管内は停電の影響で一部は断水し、交通の混戦に見舞われましたが、現在の小樽市内は停電も復旧し、JRやバスの公共交通機関も通常運行に戻りつつあります。何より各店舗が次々と「小樽元気宣言!!」を表明し、観光客を笑顔でお迎えしたいとはりきっています! 「小樽運河」などもあり見どころ満載の北海道を代表する観光スポットを訪れ、美味しいものをたっぷり満喫しちゃいましょう!
小樽三角市場
●所在地:北海道小樽市稲穂3-10-16
●営業時間:6:00~17:00(店舗により異なる) ※飲食店は7:00~
●アクセス:JR「小樽駅」から徒歩2分
※詳細は公式HPをご確認ください
※データは地震発生前のものです
新南樽市場(小樽市)
小樽市内でもっとも新しい総合市場「新南樽市場」のモットーは、ズバリ「厳鮮直価」で、鮮度と低価格は当たり前!と、鮮度を極めた厳選商品を産直価格、実直価格で提供しています。
目利きが厳選した鮮度抜群の鮮魚はもちろんのこと、加工品に至る海産物をはじめ、肉・野菜・果物などの食料品、市場内の新鮮な食材を使った食堂など25店舗が通常営業していましたが、9月6日に発生した北海道胆振東部地震から2日後の8日(土)に、早くも営業再開したという朗報が届いています!
新南樽市場には、ふらのワイン・余市ワインなど北海道ブランドのワインや、北海道限定販売のビールなどを扱うお店もありますので、お酒が好きな方のお土産にしても喜ばれること間違いなしです。さあ、出かけましょう!
新南樽市場
●所在地:北海道小樽市築港8-11
●営業時間:9:00~18:00 ※水曜日は休み
●アクセス:JR「小樽築港駅」から徒歩約10分
※詳細は公式HPをご確認ください
※データは地震発生前のものです
はこだて自由市場(函館市)
終戦直後の青空市場にはじまり、今では市民はもとより、食のプロ御用達の市場として知られる「はこだて自由市場」。市場内には旬の鮮魚、鮭・イカ・カニ・貝類・干物など、それぞれ専門性の高い品揃えが自慢のお店約40軒が軒を連ねています。その場でさばいてもらった刺身を市場内の休憩スペースで食べることが可能な点も見逃せないポイントですね!
函館といえば、日本三大夜景の美しさがすぐに思い浮かびますが、6日の地震発生から停電になった翌7日には夜景の輝きが戻ったといううれしいニュースが! ただし、節電対応で照明の部分的消灯などを行ってはいるものの、函館市電、函館バス、函館山ロープウェイなどの市内交通機関も運行し、はこだて自由市場も笑顔と元気でお客様をお迎えしています。さあ、美味しいものを食べにみんなで函館へ出かけましょう!
はこだて自由市場
●所在地:北海道函館市新川町1-2
●営業時間:8:00~17:30(店舗により異なる) ※日曜日は休み
●アクセス:JR「函館駅」から徒歩約10分
※詳細は公式HPをご確認ください
※データは地震発生前のものです