
今日23日、東京都心では気温が35℃以上となりました。今月12回目の猛暑日となり、8月の猛暑日日数が統計開始以来、最多となりました。
●東京都心は今月12回目の猛暑日
今日23日は二十四節気の「処暑」で、暑さが収まる頃ですが、暦とは裏腹に関東でも厳しい暑さとなっています。
東京都心では12時8分に35.4℃まで気温が上がりました。今月12回目の猛暑日となり、8月の猛暑日日数が統計開始以来、最多となりました。
●明日24日以降も猛暑が続く
東京都心は明日24日も厳しい暑さで、最高気温は37℃と体温並みの暑さでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。
25日(月)から27日(水)頃にかけても東京都心の最高気温は35℃と猛暑日となるでしょう。猛暑日日数はさらに増えそうです。厳しい残暑が続きますので、万全な暑さ対策をなさってください。
●熱中症予防のポイント
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。