
明日15日最高気温が35℃以上の猛暑日地点が続出。東海では明日15日から、関東の内陸では17日(日)から37℃と体温並みの暑さになる日も。夜も寝苦しさが続くため、エアコンのきいた快適な環境でお休みを。夏の疲れが溜まっている時期のため、食事や睡眠をしっかりとって、夏バテしないよう注意。
●明日15日 猛暑日地点続出 熱中症に厳重な警戒を
今日14日は、西日本を中心に晴れて気温が上がり、猛暑日(最高気温が35℃以上)になった所もありました。全国で一番気温が上がった所は、高知県四万十市西土佐で37.6℃で、16時までの猛暑日地点数は93でした。
一方、関東は雲が多く、アメダス観測地点では35℃を超えた所はありませんでした。
明日15日は、九州から関東で強い日差しとともに気温がグンと上がります。猛暑日地点は今日14日より増えて、関東や東海、近畿、九州では続出するでしょう。熊本県菊池市と愛知県名古屋市などで、37℃と体温並みの気温が予想されています(15時発表)。復旧作業などで、エアコンのきかない室内や屋外で作業される方は、熱中症に厳重な警戒が必要です。
前橋や熊谷など関東の内陸でも35℃くらいまで上がり、およそ1週間ぶりの猛暑日になりそうです。猛暑が復活するため、暑さをできるだけ避けるなど、熱中症対策をしっかりと行いましょう。
午後は雨雲やカミナリ雲が湧いてくる所もあるため、空模様の変化にもお気を付け下さい。
●8月後半に入っても猛暑続く 夏バテに注意
16日(土)以降は晴れる所が多く、暑さの勢いは止まりません。九州から関東は猛暑日の所がさらに増えて、前橋と名古屋では37℃まで上がる日もあるでしょう。
今日14日は関東甲信にも「高温に関する情報」が発表されました。17日から21日頃にかけて最高気温が35℃以上になる所があるでしょう。また、名古屋では連日の猛暑日が予想されています。8月後半に入っても、熱中症対策が欠かせません。
気温の上がる午後は、夕立の可能性があります。山や川でのレジャーを予定されている方は、天気の急変にご注意下さい。
川の上流でゲリラ豪雨が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。川の水かさが急に増えたり、川の水が濁ったり、木の枝などが流されていたりしたら、必ず川から離れましょう。
●夜も寝苦しい日が続く 夜間の熱中症を防ぐには
この先も九州から関東では、最低気温が25℃を下回らず、熱帯夜が続きます。夜から朝にかけても、気温があまり下がらないと、室内で熱中症が発生するリスクが高まります。夜間の熱中症を防ぐポイントは次の2つです。
①寝る前に水分補給をしましょう。
熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。
②エアコンを上手に使いましょう。
熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。