
記録的な大雨となっている九州南部は9日(土)にかけても断続的に非常に激しい雨が降るでしょう。さらなる大雨災害に警戒が必要です。10日(日)から12日(火)は九州北部から北陸で警報級の大雨となる恐れがあります。また、台風11号は西へ進み、来週は沖縄県の先島諸島に接近する恐れがあります。
●9日~12日にかけて警報級の大雨の恐れ
9日(土)も前線が九州に停滞し、九州南部では夕方にかけて断続的に非常に激しい雨が降るでしょう。すでに記録的な大雨となっており、さらなる大雨災害に厳重な警戒が必要です。
10日(日)から12日(火)にかけては前線が西日本から東日本を北上するでしょう。九州から東北にかけて広く雨が降り、大雨となる所がありそうです。特に九州北部や中国地方、北陸では警報級の大雨となる恐れがあります。7日に記録的な大雨となった北陸でも再び大雨となる恐れがあり、警戒が必要です。13日(水)から15日(金)も本州付近は雲が広がりやすく、所々で雨が降るでしょう。
●台風11号は沖縄県の先島諸島に接近の恐れ
8日(金)、台風11号がマリアナ諸島で発生しました。台風11号は西へ進み、12日(火)から13日(水)に沖縄県の先島諸島に接近する恐れがあります。先島諸島では荒れた天気となる恐れがあります。最新の台風情報にご注意ください。
●10日~12日は猛暑収まる 13日以降は蒸し暑い
最高気温は、10日(日)から12日(火)頃は雨の降る所が多く、猛烈な暑さはないでしょう。10日(日)は仙台市や東京都心、名古屋市、大阪市、福岡市などでも30℃に届かず、真夏日(最高気温30℃以上)から解放されそうです。
13日(水)以降は関東から九州は33℃前後まで上がり、蒸し暑いでしょう。お盆休み期間は熱中症に注意が必要です。
●16日以降は晴れる日が多い
16日(土)以降は晴れる所が多いでしょう。ただ、午後は急な雷雨にはご注意ください。
札幌市でも真夏日(最高気温30℃以上)の日が多いでしょう。仙台市は連日、真夏日となりそうです。東京都心から那覇市では33℃前後で、蒸し暑いでしょう。40℃に達するような危険な暑さはないものの、名古屋市では猛暑日(最高気温35℃以上)となる日もありそうです。引き続き熱中症に警戒が必要です。