
8月6日(水)頃にかけて危険な暑さが続くでしょう。前橋市や岐阜県多治見市、大分県日田市などでは最高気温が40℃以上となる日がありそうです。熱中症に厳重な警戒が必要です。7日(木)頃からは低気圧や前線の影響で、広く雨が降るでしょう。猛烈な暑さも少し収まりそうです。
●6日頃から低気圧や前線の影響で雨
台風9号は、2日(土)は暴風域を伴って関東の東に進む見込みです。関東では朝まで沿岸部を中心に雨や風が強まるでしょう。日中は天気が回復に向かう見込みです。東北は雨や雷雨で、激しく降る所がありそうです。
3日(日)から5日(火)にかけては、九州から関東はおおむね晴れるでしょう。
ただ、6日(水)頃からは低気圧が北日本付近を発達しながら通過し、前線が本州付近を通過する見込みです。広く雨が降り、日本海側を中心に雨脚が強まる所もあるでしょう。風も強まりそうです。荒れた天気となる恐れもありますが、水不足となっている地域には恵みの雨となるでしょう。
●6日頃まで40℃に達するような危険な暑さが続く
6日(水)頃にかけて危険な暑さが続くでしょう。関東から九州にかけて広く猛暑日(最高気温35℃以上)となりそうです。最高気温は、岐阜県多治見市では2日(土)に41℃、大分県日田市では3日(日)に40℃、前橋市では5日(火)に41℃と、酷暑日(最高気温40℃以上)※となるでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。
7日(木)以降は、広く雨が降り、猛暑は少し収まりそうです。
※「酷暑日」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。
●9日以降 曇りや雨の日が多い
9日(土)以降も低気圧や前線が列島を通過しやすく、曇りや雨の所が多くなりそうです。お盆休み期間も雨の降る所があるでしょう。
最高気温は東北から沖縄は32℃前後となりそうです。猛烈な暑さはないものの、湿度が高く、蒸し暑いでしょう。引き続き熱中症にご注意ください。