
今日7日は「七夕」です。今夜は天の川が見られ、織姫と彦星が出会えるのか楽しみにしている方も多いと思います。今夜にかけて、九州から北海道まで晴れる所が多いですが、局地的には激しい雨や雷雨となる所も。日中は猛烈な暑さとなり、夜の間も暑さ対策が必要です。
●今日7日「七夕」の天気は?
今日7日「七夕」は、本州付近は広い範囲で高気圧に覆われるでしょう。
日中は、九州から東海、北陸は日差しがたっぷりです。湿った空気の影響で、関東や東北は雲が広がりやすいですが、日差しもあるでしょう。ただ、九州から東北にかけては、気温が上昇する午後は局地的に雨雲が発達し、激しい雨や雷雨になる所があるでしょう。天気の急変にご注意ください。
北海道はおおむね晴れる見込みです。沖縄は断続的に雨で、雨脚が強まる所もあるでしょう。
上の図は、今日7日の午後7時から8時にかけての天気分布です。
広い範囲で晴れて、天の川を見られる所が多いでしょう。局地的に雨雲がかかりますが、雨の後もすぐ晴れてくるため、夜空を見上げるチャンスがありそうです。願い事を準備して、七夕の夜に、想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
日中は猛烈な暑さで、夜も気温が下がりにくいため、暑さ対策は欠かせません。天の川を見る際は、涼しい服装で、水分もこまめに補給しましょう。
●星がきれいに見える条件
星がきれいに見える条件は以下の2つです。
① まず、月明かりが少ないことです。明るい月が空に姿を見せていると、その明るさに隠されてしまって、星が見えにくくなっています。このため、月が空に出ていないときの方が、よりきれいに星を見ることができます。満月に近い太った月ほど、明るい上に夜間に出ている時間が長いため、星空観察の妨げになります。
② 次に空気が澄んでいることです。星空観察を妨げる要因となるものの一つが水蒸気です。水蒸気は大気を霞ませ、空の透明度を下げてしまいます。水蒸気が少ないということは、大気の透過率が高いということを示します。そのため、太平洋側では、大気中の水蒸気が少ない乾燥した冬にこそ星がよく見えるようになります。