
今日4日に梅雨明けが発表された東海に続き、関東甲信や北陸、東北も平年より大幅に早い梅雨明けとなる可能性あり。暑さが更に増す見込み。熱中症対策を。新たな台風の発生や動向にも要注意。
●1週目 強い日差し 暑さのピークは7日頃
今日4日(金)は、東海地方の梅雨明けが発表されました。平年より半月早い盛夏の到来です。
この先も、夏の高気圧(太平洋高気圧)の力が強く、連日のように広い範囲で強い日差しが照り付けるでしょう。関東甲信や北陸、東北にかけても、平年より大幅に早く梅雨明けする可能性があります。
全国的に暑さが増し、札幌をはじめ北海道でも30℃を超える所が多くなりそうです。関東から西では、7日(月)頃をピークに35℃以上の猛暑日の地点が増えるでしょう。暑さがいっそう厳しくなります。熱中症対策が欠かせません。
●新たな台風発生へ
台風3号は、今日4日午前9時現在、父島から北東へ離れた海上にあって、今後も北寄りに進む予想。8日(火)には日本の東で熱帯低気圧に変わるでしょう。日本への直接の影響はない見込みです。
一方、今日4日午前9時現在、南シナ海に熱帯低気圧があり、西へ進んでいます。この熱帯低気圧は今後24時間以内に台風へと発達する見込みで、7日(月)頃には東シナ海へ進むでしょう。沖縄では、台風からのうねりや湿った空気の影響を受ける可能性もあります。その後の動向にも注意が必要です。
●2週目 続く猛暑と熱帯夜 局地的に雨雲発達
この期間も、高気圧に覆われて、広く晴れる日が多い見込みです。
ただ、傘マークが目立つ名古屋市に限らず、午後は連日のようにあちらこちらで雨雲や雷雲が湧いてくるでしょう。空模様の急な変化に、注意が必要です。
気温は全国的に平年より高いでしょう。関東から西では猛烈な暑さが続きそうです。また、夜になっても気温があまり下がらず、熱帯夜(最低気温が25℃を下回らない)の所が多いでしょう。
睡眠不足や疲れが溜まると、熱中症の危険度がさらに高まります。適切にエアコンを活用するなど、無理のないようにお過ごしください。