
今日4日も広い範囲で強い日差しが照り付けますが、雨雲や雷雲が発達しやすい状況。落雷や突風、急な強い雨に要注意。局地的には激しく降り、道路が冠水するなど交通への影響も。
●北日本は午前中から雨雲発生 午後は東・西日本も急な雨に注意
今日4日(金)は、西日本から東日本は高気圧の圏内。北日本は高気圧のフチにあたり、湿った空気の影響を受けやすい状況です。
北海道と東北北部は、早い所では午前中から雨に。午後は雨の所がさらに増えて、雷を伴って降り方が強まるおそれがあります。局地的には激しく降るでしょう。
東北南部と北陸、関東から西の地域は、午前中は広い範囲で晴れて、強い日差しが照り付けます。気温が上がるにつれて大気の状態が不安定になり、午後は山沿いや内陸を中心にあちらこちらで雨雲や雷雲が発達するでしょう。晴れていても、急に降る激しい雨や落雷、突風に注意が必要です。
激しい雨によって道路が冠水するなど、交通に影響が出る可能性もあります。
●雷雲が近づくサインとは 木の下での雨宿りは危険
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。
「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。
避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることがほとんどです。スマホで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待つも、ひとつの方法です。
●最高気温 広く30℃超 猛暑が続く所も
日中の気温は、沖縄や九州から関東、北陸、東北南部にかけて、広い範囲で30℃を超えるでしょう。今日も、所々で35℃以上の猛暑日となる予想です。熱中症対策が欠かせません。
東北北部と北海道は、30℃を超える所はほとんどない見込みですが、湿度が高く、蒸し暑いでしょう。屋外の作業などは無理をせず、こまめに水分や休憩をとるようにしてください。