
今日1日は、午後に局地的な雷雨となっている所があるものの、昼過ぎまでは東日本から西日本の広い範囲で晴れて、気温が上昇。猛暑日が、午後5時までで120地点と、昨日の118地点を抜いて、今年最も多くなりました。明日以降も関東以西では猛烈な暑さが続く見込みで、熱中症に警戒が必要です。
●今日1日 猛暑日が今年最多の120地点
今日1日は、午後に局地的な雷雨となっている所があるものの、昼過ぎまでは東日本から西日本の広い範囲で晴れて、気温が上昇。最高気温35℃以上の猛暑日が、午後5時までで120地点と、昨日の118地点を抜いて、今年最も多くなりました。最高気温は、鳩山(埼玉)で38.1℃、豊田(愛知)と高松(香川)で37.6℃、西米良(宮崎)で36.5℃になるなど、体温並みかそれ以上の暑さが続出。大阪では、最高気温35.3℃となり、今年初めて猛暑日になりました。東京都心も最高気温33.5℃と、厳しい暑さとなりました。
●明日2日も猛烈な暑さ
明日2日も、西日本は晴れて気温が上がる見込みです。最高気温は山口で37℃、佐賀で36℃、大阪で35℃の予想で、猛烈な暑さとなるでしょう。ただ、明日も午後は夕立に注意が必要です。東日本は、上空の寒気などの影響で今日1日よりも雲が広がりやすいでしょう。それでも最高気温は、名古屋と富山で33℃、東京都心で30℃と厳しい暑さとなる見込みです。気温の上昇により上空との温度差が大きくなり、雨雲が発達しやすくなるため、明日もゲリラ雷雨に注意・警戒してください。
明日2日は、西日本と沖縄の14県に、熱中症警戒アラートが発表されています。屋外での作業を控え、冷房のきいた部屋で過ごすなど、熱中症を予防するための積極的な行動が必要です。
熱中症警戒アラートが発表されている地域
兵庫、島根、広島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島(奄美地方を除く)、沖縄(八重山地方)
●厳しい暑さ長引く 来週初めに暑さのピーク
この先も厳しい暑さは長く続き、全国的に最高気温が30℃以上となる日が多いでしょう。5日(土)から7日(月)にかけては、東日本から西日本で最高気温35℃以上の猛暑日となる所が一段と増え、ひとつの暑さのピークとなりそうです。北日本でも、最高気温が仙台で34℃くらい、札幌で30℃くらいの予想で、ますます厳しい暑さとなるでしょう。長く続く暑さで体調を崩さないよう、食事と睡眠をしっかりとるようにしてください。