今日30日の東海地方は、朝からよく晴れていますが、午後は、山沿いを中心に雨や雷雨となる所がある見込みです。今週は、午後は大気の状態が不安定になりやすいでしょう。猛暑と雷雨に注意してください。また、5日(土)以降は暑さが一段と増し、体温超えの危険な暑さが続出しそうです。
●今日30日は夜にかけて晴れる所が多いも 山沿いを中心に所々で雨や雷雨
今日30日の東海地方は、朝から広い範囲でよく晴れています。午後は、山沿いを中心に所々で、雨雲が湧いてきそうです。平野部にも、雨雲や雷雲が流れ込む所があるでしょう。局地的な大雨に注意してください。
真っ黒な雲が近づき空が急に暗くなる・雷の音が聞こえる・急に冷たい風が吹くなどは、天気急変のサインです。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
●今週は発雷確率高め しばらく大気の不安定な状態が続く
東海地方は、7月4日(金)頃まで、上空の寒気の影響を受けたり、また、地上付近には湿った空気が入りやすいことや日中気温が上がることで、午後は大気の状態が不安定になりやすいでしょう。山沿いを中心に平野部でも、天気急変の恐れがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意してください。
5日(土)は、広く安定した晴天となりますが、名古屋や岐阜で最高気温は37℃の予想です。日本付近には、一段と蒸し暑い空気が流れ込むため、暑さが増すでしょう。6日(日)や7日(月)も、体温超えの危険な暑さが続く所がある見込みです。
●8日(火)～13日(日) 名古屋38℃予想 8日(火)まで暑さのピーク
8日(火)も、暑さのピークが続くでしょう。名古屋や岐阜で、最高気温は38℃の予想です。体温超えの危険な暑さが続きそうです。9日(水)以降も、35℃や36℃といった猛暑日が続く所があるでしょう。こまめな水分補給や適切なエアコンの利用など、熱中症対策を万全にしてください。また、連日の熱帯夜で、寝苦しい日が続きそうです。暑さによる疲れを溜めないように、体調管理に気をつけてお過ごしください。
10日(木)以降は、曇りマークや傘マークが増えるでしょう。高気圧の勢力が弱まって、湿った空気の影響を受けやすくくなるため、スッキリしない天気となりそうです。
●東海地方の梅雨明けはいつになる?
今年は、西日本で異例の早さで梅雨明けとなりました。東海地方は、まだ梅雨明けの発表はありませんが、日本気象協会の最新の梅雨明け予想では、7月上旬には梅雨明けとなる見込みです。今週は、不安定な空模様がしばらく続きますが、広く安定して晴れる今週末が一つのタイミングになりそうです。
なお、東海地方の平年の梅雨明けは7月19日ごろで、昨年は7月18日ごろの梅雨明けでした。また、最近の10年を見ますと、7月中旬から下旬の梅雨明けの年が多く、7月上旬の梅雨明けとなれば、2018年以来となりそうです。
