
7月3日(木)頃にかけては、晴れていても急な雨や雷雨に注意。4日(金)以降は関東なども晴れて、猛烈な暑さに。一方、沖縄には熱帯じょう乱が近づく予想もあり、最新の予報を確認してください。
●猛暑日急増 沖縄に近づく熱帯じょう乱に注意
明日から7月。夏の太平洋高気圧は西日本から東シナ海に張り出して、沖縄や九州から近畿にかけては夏空が続くでしょう。東海や関東甲信、北陸、東北も晴れる日が多く、梅雨明けしたかのようです。ただ、3日(木)にかけては空模様の変化に注意が必要です。降り続くような雨ではないものの、急に激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりするでしょう。北海道は5日(土)にかけて、曇りや雨のぐずついた天気になりそうです。
天気図の中で、5日(土)から7日(月)にかけて沖縄に接近する「低」と書かれたものは「熱帯じょう乱」と呼ばれるもので、熱帯または亜熱帯に発生する大気の乱れです。まだ予報には幅がありますが、熱帯低気圧(台風のたまご)や台風に発達することもあり、今後の動向に注意が必要です。
明日7月1日(火)以降も暑さが収まる気配はなく、最高気温は全国的に高い日が続くでしょう。連日30℃を超える所が多く、九州から関東甲信では内陸を中心に最高気温35℃以上の猛暑日が続く所もありそうです。5日(土)からは猛暑日地点が増えて、6日(日)と7日(月)は東京都心でも35℃以上の猛暑日の予想。名古屋は7日(月)に38℃と、体温を超える危険な暑さになるでしょう。
●8日以降 九州から東海を中心に危険な暑さ
九州から近畿では晴れる日が続いて、強い日差しが照り付けるでしょう。東海から東北も晴れ間の出る日はありますが、9日(水)頃からは雲が広がりやすいでしょう。にわか雨にご注意ください。北海道はおおむね晴れる見込みです。沖縄も晴れる日が多いですが、9日(水)から10日(木)にかけては雨が降るでしょう。南の海上では雲が発達しやすく、台風や熱帯低気圧が発生すると予報が大きく変わる可能性があります。
最高気温は、この時期としては高いでしょう。、大阪や名古屋など、九州から東海では35℃以上の猛暑日が続く予想。週の半ばまでが特に気温が高く、猛暑による疲れが出てくるかもしれません。関東は日差しによる暑さが和らぐ日があるものの、朝晩も気温が25℃を下回らない日が続くでしょう。東北は連日の真夏日。北海道も30℃くらいまで上がる所が多くなりそうです。こまめな水分補給やエアコンの使用など、熱中症対策を心がけてください。