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24時間以内に今年初の「台風」発生へ 今後の動向に注意


南シナ海で熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みと、気象庁が発表しました。これが今年初の台風となります。今年は台風の発生が全くなく、6月以降に初めての台風が発生するのは記録的な遅さです。しかし、過去に発生が遅れた年でもその後、平年以上の台風が発生した例もあります。日本への直接の影響はない見込みですが、梅雨前線を活発化させる可能性があります。台風シーズンの到来前にハザードマップで避難経路を確認しておくことが重要です。

今日10日(火)午前9時、南シナ海の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。「台風」まで発達すれば、今年初めてとなります。今後の動向に注意してください。

●24時間以内に新たな台風発生か

今日10日(火)午前9時、南シナ海の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。

今後は大陸方面に進み、今の段階では日本への直接的な影響はない見込みですが、熱帯育ちの湿った空気が流れ込み、梅雨前線の影響を活発にさせるおそれがあります。今後の動向に注意が必要です。

●今年は台風の発生いまだゼロ

台風の発生は、平年だと一年間に25個くらい発生。6月までに4個くらい発生しますが、今年(2025年)は、まだ台風が1個も発生していません(6月9日まで)。

●記録的に遅い台風1号の発生

台風1号の発生が6月以降にずれ込むのは、1951年の統計開始以来6回しかなく記録的な遅さとなっています。

今年は6月9日18時(UTC)までに1個も発生していないため、統計開始以来5番目の遅さとなっています。

ただ、台風1号の発生が遅くても油断禁物です。
過去、台風1号の発生が6月以降にずれ込んだのは6回ありますが、その内の3回は平年の発生数(約25個)より多くなっています。また、上陸数も平年(約3個)並みか多い年が3回あり、台風1号の発生が7月にずれこんだ2016年は、6個の台風が上陸しました(統計史上2番目の多さ)。つまり、台風1号の発生が遅くても、その後ハイペースで台風が発生し、年間発生数や上陸数は平年並みか上回ることがあるため注意が必要です。

●台風シーズン前に 避難経路やハザードマップを確認

台風シーズンが始まる前に ハザードマップや避難場所を確認しておきましょう。

ハザードマップは、国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。
ハザードマップからは、家の周辺で浸水(河川浸水・高潮浸水など)の可能性がある場所や、土砂災害(崖崩れ・土石流・地すべりなど)の危険性の高い場所を把握することができます。
また、自宅付近の避難場所(指定緊急避難場所)を確認しておきましょう。避難場所は災害の種類によって異なります。「浸水や土砂災害の場合の避難場所」をしっかり確認するようにしてください。

さらに、避難場所までの避難経路を知っておきましょう。河川が増水した場合や高潮・高波でも安全に避難できるか確認してください。
周辺地域で過去に起きた災害を把握し、起こりやすい災害を知っておきましょう。

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