
26日(月)以降は晴れる日が多く、九州北部から関東甲信は梅雨入り前の晴れ間が期待できそう。極端な暑さはなくても、西日本や東日本を中心に最高気温25℃以上の夏日の日が多く、熱中症に注意が必要です。
●26日~6月1日 極端な暑さはなし
26日(月)以降は、梅雨前線が沖縄付近から南の海上に停滞する日が多いでしょう。沖縄は、明日26日(月)も断続的に雨が降りそうです。低気圧が近づく29日(木)から30日(金)は雨の降り方が強まるでしょう。31日(土)はスッキリと晴れる見込みです。九州南部は、雲が広がりやすいですが、梅雨の晴れ間も出るでしょう。
九州北部から近畿、北陸、東北、北海道は晴れる日が多くなりそうです。東海や関東も日差しの届く日が多いですが、27日(火)から28日(水)にかけては雨の降る時間があるでしょう。ただ、31日(土)から6月1日(日)は前線上の低気圧が東へ進むため、九州から東北は太平洋側を中心に広い範囲で雨が降りそうです。沿岸部は風も強まるでしょう。
最高気温は、平年並みか高い日が多い予想です。沖縄はムシムシとした暑さが続きます。九州から東海は、25℃から28℃くらいまで上がる日が多いでしょう。極端な暑さはないものの、熱中症対策が必要です。関東や東北は雨でヒンヤリと感じられる日もありますが、30日(金)と31日(土)は25℃以上の夏日の所が増えるでしょう。北海道は23℃前後の日が多く、昼間は過ごしやすい陽気になりそうです。
●6月2日~7日 梅雨前の貴重な日差し
6月2日(月)以降は暖かい空気が流れ込みやすく、九州から関東では晴れると気温がグンと上がるでしょう。6月2日(月)の最高気温は、名古屋で30℃と真夏日予想。東京都心も30℃近くまで上がり、内陸はさらに高くなりそうです。3日(火)と4日(水)は九州から近畿で雨の降る所がありますが、気温は高いでしょう。
東北は晴れる日が多く、最高気温が25℃くらいでもカラッとした暑さになりそうです。北海道は雲が多めですが、4日(水)にかけては晴れ間が出るでしょう。日中は上着なしで過ごせそうです。
5月22日(木)に日本気象協会が発表した、第2回「2025梅雨入り予想」では、九州北部から関東甲信の梅雨入りは6月上旬。平年並みの予想です。雨の季節が近づいているため、梅雨前の日差しを有効に使ってください。