
SKY-HI(AAA日高光啓=38)が25日、横浜赤レンガ倉庫周辺で開催された「GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary」最終日のステージに出演した。
05年からスタートし、今年で20周年を迎える音楽とアートのフェスティバル。23日から25日まで3日間行われる。
激しいラップ曲「It■(■はアポストロフィー)s OK」で幕開け。「GREENROOM! SKY-HIですどうぞよろしく!」とあいさつし、大歓声を浴びた。
全身白のさわやかな衣装で「春じゃないですか。半年ぶりに白い服持ってきました」とにやり。悪天候の予報だったが「晴れたぜー!」と叫び、「ステージ立たせてもらって20年とかたつんだけど、野外のフェス呼んでもらって、どんな天気予報だろうといまだに降ったことありません。なんたって名前SKY-HIで本名日高なもんで、どうもありがとうございます!」と盛りあげた。
「Double Down」などをパフォーマンスし、ラップ、歌、ダンスと幅広い魅力を発揮。これまでを振り返り「分かりづらいですよね。歌う人なのか、踊る人なのか、ラップする人なのか。全部をどうしてもやりたくて、自分の居場所を探し続けて20年間。ついぞ見つからなかった」と苦笑い。「20年たって気がついたんですよ。居場所がないなら作っちまえばいいんだ」と熱く伝えた。
事務所BMSGのCEOを務めており、「会社をつくるときに、今いくらだったら頑張って出せるかなって1億円全部ぶっ込んで、会社作ろうとゼロから1歩目を踏んだときの歌」として「To The First」を披露。さらに、「何様」でSKY-HIが「力を貸してくれ!」と呼びかけると、会場一帯となってジャンプ。「あなたたち、最高じゃないの」と満面の笑みを浮かべた。
ステージ上を走り回って完全燃焼し、最後は床であおむけに。「ありがとうございました! また会いましょう」と、充実した表情でステージを去った。