
九州は、今週14日(水)までカラリとした五月晴れが続き、次第に気温が上がる見込みです。15日(木)以降は、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、梅雨のはしりとなる見込みです。今週前半の五月晴れを有効にご利用ください。
●五月晴れから梅雨のはしりへ
今日12日は、東シナ海から進んでくる高気圧に覆われて、九州は各地ともすがすがしい晴れの天気でしょう。最高気温23℃前後と快適な陽気になる見込みです。
明日13日から14日(水)も高気圧に覆われ五月晴れが続き、日中は最高気温が25℃以上の夏日の所が多く、汗ばむ暑さになるでしょう。
15日(木)は高気圧周辺の湿った空気が流れ込むため、九州は雲が増え次第に雨が降り出す見込みです。16日(金)から来週初めにかけて九州付近に前線がのびて、九州は曇りや雨の日が多くなり、梅雨のはしりとなる見込みです。
また、週の前半はカラリとした暑さですが、週の後半は湿度が高くなり、蒸し暑さがでてくるでしょう。今週前半のカラリした晴天を有効にご利用下さい。
例年ですと沖縄や奄美地方が梅雨入りの頃ですが、今週後半は南の太平洋高気圧の勢力が例年より強まるため、前線が九州付近まで北上し、九州は梅雨のはしりとなる見込みです。
●九州の梅雨入りは
日本気象協会(4/24発表)のことしの梅雨入りの予想です。
九州南部は5月下旬、九州北部地方は6月上旬と、いずれも平年並みの見込みです。
梅雨入りの平年日は、九州南部は5月30日頃、九州北部地方は6月4日頃です。
5月後半、九州はしばしば梅雨のはしりが現れますが、まだカラリと晴れる日もあるでしょう。次第に本格的な雨の季節が近づいてきていますので、早めに梅雨への備えを確認しておきましょう。