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スギ花粉 今日6日は関東から九州の広範囲で飛散量増加 対策を万全に


本日6日(木)、日本の広範囲でスギ花粉の飛散量が増加し、東京や名古屋などで「非常に多い」予想となっています。鹿児島では「極めて多い」とされ、花粉症対策が重要です。九州から関東にかけ、太平洋側ほど晴れる見込みで、西日本と東日本では広い範囲で飛散量が多いと予測されています。今後、東北や北陸でも飛散量が急増する見通しで、外出時にはマスクやメガネの着用が推奨されています。また、ウール素材の衣服は避けるなどの対策も。来週以降も飛散が続くため、屋内外での対策を万全にすることが求められます。

今日6日(木)は、スギ花粉の飛散が本格化。東京や名古屋、高知、福岡で「非常に多い」、鹿児島で「極めて多い」予想。花粉症の方は、対策を万全に。

●広い範囲で「非常に多い」~「極めて多い」予想

今日6日(木)は、九州から関東にかけて、太平洋側ほど日の差す時間が長くなりそうです。北陸と、東北の日本海側、北海道は断続的に雨や雪が降るでしょう。東北の太平洋側は、午前中は北部を中心に雪や雨が降りますが、午後は天気が回復に向かいます。

スギ花粉の飛散量は、西日本と東日本の広い範囲で「非常に多い」予想。九州南部は、最も上のランクの「極めて多い」予想で、東海の沿岸部や関東甲信の内陸も「極めて多い」所があるでしょう。東北の太平洋側も昨日(5日)より増えて、福島県では「非常に多い」予想です。

●来週 東北や北陸で飛散量が急増しそう

明日7日は、九州や関東を中心に花粉が多量に飛ぶでしょう。
8日は西の地域ほど飛散量が多い予想で、9日は九州から関東にかけて「非常に多い」~「極めて多い」地域が増えそうです。
10日以降は、金沢と仙台をはじめ、北陸と東北も花粉の飛散が本格化し、「非常に多い」予想の所も。花粉症の方は、マスクやメガネなどで対策を万全にしてお出かけください。また、家に入る前に、服や髪に着いた花粉をしっかり払うことも大切です。

●外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

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