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今夜(30日)は「国際宇宙ステーション(ISS) きぼう」を見られるチャンス


本日30日の夜、関東から九州を中心に国際宇宙ステーション(ISS)が観測できるチャンスがあります。「きぼう」は日本実験棟の名前で、ISSは地球を約90分で1周しています。この夜の観測チャンスは19時02分頃からで、見える時間は約3分間です。観測条件は晴天、自分の上空をISSが通過、地上が夜でISSが昼間という3つです。今夜は関東から九州で晴天が見込まれ、観測の条件が揃う場所が多いでしょう。一方、北海道や東北の日本海側、北陸では雲が多く、雪が予想されます。観測の際は寒さ対策を忘れずに行ってください。

今日30日の夜は、関東から九州を中心に国際宇宙ステーション(ISS) /「きぼう」を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。

●きぼうが見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は、今日30日の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。今日30日は19時02分頃から観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは3分程度です。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

●きぼうが見える条件

国際宇宙ステーション(ISS)が地上から見られる条件は以下の3つです。
① 晴れていること
ISSは雲より高い宇宙空間を飛んでいるので、曇っていると地上からは見えません。

② 自分の上空をISSが通過すること
ISSは同じ軌道を回っていますが、地球が自転によって回転しているため、ISSが通過する位置は変化しています。自分の上空付近をISSが通過するタイミングで見ることができます。

③ 自分のいる場所は夜で、ISSが昼であること
ISSは自分で光っているわけではなく、太陽の光を反射して明るく輝きます。ISSが地上から見えるためには、ISSには太陽の光が当たっており、地上は夜となっていなければいけません。上の図のように、ISSは地上400km上空にあるため、地上の日が落ちてからしばらくの間は太陽に照らされています。同様に、地上の日の出よりも先に上空の ISS には太陽の光が当たります。日の出前や日の入り後の約 2 時間は、地上は夜ですが400km上空はまだ昼の状態で、この時間帯に ISSが自分の上空付近を通過した時にISSを見ることができます。

今日30日は、関東から九州で、この3つの条件が揃う所が多くなりそうです。

●気になる今夜の天気は?

今夜(30日)の天気は、北海道や東北の日本海側、北陸は雲が多く、雪が降るでしょう。近畿北部から山陰も雲が広がりやすい見込みです。一方、関東から九州はおおむね晴れて、「国際宇宙ステーション(ISS)」を見られるチャンスです。夜間はいっそう冷え込みますので、観測の際はしっかりと寒さ対策をなさってください。沖縄は本島地方を中心に晴れますが、最大仰角が小さく、見えにくいでしょう。

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