starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

今日8日夜 国際宇宙ステーション(ISS)きぼうを見るチャンス 時刻や天気は?


今日8日は、沖縄から関東にかけて国際宇宙ステーション(ISS)、「きぼう」が観測できるチャンスがあります。ISSは地上約400km上空を飛行し、条件が整えば肉眼で見ることが可能です。観測できるのは午後8時35分頃からの約3分間で、明るい星のように見えます。望遠鏡は必要なく、肉眼での観察が推奨されます。見えるための条件は晴天、ISSの通過タイミング、ISSが太陽光に照らされていることの3つです。今夜は近畿や関東地方が晴天のため絶好の観測日和ですが、沖縄や九州では曇りがちで観測のチャンスは限られます。来る9日も通過情報はあるものの、天候条件が8日より不利になります。

今日8日は、沖縄や九州から関東を中心に国際宇宙ステーション(ISS) /「きぼう」を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。

●きぼうが見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とはその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は、8日の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。今日8日は午後8時35分頃から観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは3分程度です。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

●きぼうが見える条件

国際宇宙ステーション(ISS)が地上から見られる条件は以下の3つです。

① 晴れていること
ISSは雲より高い宇宙空間を飛んでいるので、曇っていると地上からは見えません。

② 自分の上空をISSが通過すること
ISSは同じ軌道を回っていますが、地球が自転によって回転しているため、ISSが通過する位置は変化しています。自分の上空付近をISSが通過するタイミングで見ることができます。

③ 自分のいる場所は夜で、ISSが昼であること
ISSは自分で光っているわけではなく、太陽の光を反射して明るく輝きます。ISSが地上から見えるためには、ISSに太陽の光が当たっており、地上は夜となっていなければいけません。上の図のように、ISSは地上400km上空にあるため、地上の日が落ちてからしばらくの間は太陽に照らされています。同様に、地上の日の出よりも先に上空の ISS には太陽の光が当たります。日の出前や日の入り後の約 2 時間は、地上は夜ですが400km上空はまだ昼の状態で、この時間帯に ISSが自分の上空付近を通過した時にISSを見ることができます。

8日は、近畿や関東などでこの3つの条件が揃いそうです。

●今夜の天気

今日8日の夜は、沖縄や九州では雲に覆われて、所々で雨が降るでしょう。四国や中国地方も雲が増えてきますが、雲の間から国際宇宙ステーション(ISS)を見られる可能性があります。近畿から東北にかけては広い範囲で晴れるため、見え始めから終わりまで楽しめる所が多いでしょう。

明日9日は、午後7時47分頃と午後9時26分頃から、国際宇宙ステーション(ISS) が日本の上空を再び通過しますが、九州から関東の広い範囲で雨が降りそうです。東北も所々で雨が降るため、今日8日の方が条件が良いでしょう。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.