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近畿 2月中旬に花粉シーズンスタートか 週末以降は高温傾向で季節が加速


近畿地方は今週末以降、寒気の影響が弱まり「高温傾向」となる見込みです。このため、来週の最高気温は14℃前後まで上がり、一部で3月上旬並みの暖かさが見込まれ、春の気配が漂うでしょう。同時に、気温の上昇とともに花粉シーズンも到来します。日本気象協会によると、近畿地方の花粉シーズンは2月中旬に始まり、スギ花粉のピークは3月上旬から中旬、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬と予測されています。飛散量は前シーズンの200%以上と非常に多く、大阪や京都、和歌山は特に注意が必要です。特に敏感な方は、2月中旬を迎える前に早めの対策を心がけることが大切です。

近畿地方は、今週末以降、寒気の影響を受けにくくなり、しばらく「高温傾向」となる見込みです。気温が上がると迫ってくるのが花粉シーズン。2月中旬には花粉シーズンがスタートする予想です。早めの対策を心がけましょう。

●来週は「高温傾向」で春の気配

今日17日(金)は、寒気の影響でこの時季らしい寒さとなっている近畿ですが、週末は徐々に上空の強い寒気が抜けていき、来週は寒気の影響を受けにくくなるでしょう。そのため、19日(日)以降は気温が上がっていき、来週は「高温傾向」となる見込みです。最高気温が14℃くらいになる日もあるでしょう。3月上旬並みの暖かさとなる所もあり、春の気配が感じられそうです。

●近畿の花粉シーズンは2月中旬にスタート

気温が上がると迫ってくるのが花粉シーズンです。昨日16日、日本気象協会は「2025年春の花粉飛散予測」を発表しました。2025年春の花粉の飛散時期は、ほぼ例年並みのスタートで、近畿では早い所は2月中旬から飛び始め、遅い所でも2月下旬には飛散開始となるでしょう。スギ花粉のピークは3月上旬から中旬、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬となる見込みです。

前のシーズンと比べると、近畿全般に200%以上と「非常に多い」見込みで、大幅に飛散量が増加しそうです。例年と比べても、大阪、京都、和歌山は「非常に多い」、兵庫、滋賀、奈良は「多い」予想です。

●花粉の飛散開始日とは

「花粉の飛散開始日」とは、スギの花の開花日ではありません。1月以降、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した最初の日を、その観測地点の「花粉の飛散開始日」としています。
(上の図にある花粉飛散開始例の3日目や6日目のように、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を観測しても連続していなければ飛散開始とはなりません。この場合、2日連続して観測した最初の日である9日目が「飛散開始日」となります。)

そのため、「花粉の飛散開始日」より前でも、気温の高い日などは、1平方センチメートルあたり1個未満という少量の花粉が飛び始めていることもあります。敏感な方は、わずかな花粉でも、症状がでることがありますので、注意が必要です。「花粉の飛散開始日」前だから、と油断しないで、早めに対策を、心がけてください。

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