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今日11日も日本海側では大雪に注意 ピークの過ぎた所もなだれや落雪などに注意


日本の日本海側は依然として大雪に見舞われており、特に群馬県や青森市では平年を大きく上回る積雪が確認されています。雪のピークは過ぎつつありますが、なだれや屋根からの落雪、路面凍結のリスクは高いままです。屋根の安全な雪下ろしを行うため、雪の状態確認やはしごの固定、命綱の使用が推奨されています。また、外出する際には冬用タイヤの装着と慎重な運転が求められています。安全を確保し、3連休の初日を安全に過ごすための準備が重要です。

今日11日(土)も日本海側では大雪になる所があるでしょう。雪の降る範囲は徐々に狭くはなりますが、これまでの大雪によって、平年を大きく上回る積雪となっている所もあります。雪が止んでも、なだれや屋根からの落雪などにご注意ください。

●大雪のピーク過ぎるも油断は禁物

今日11日(土)は、これまで雪を降らせていた上空の強い寒気は日本の東へ徐々に抜ける見込みです。夕方ごろまでは雪が降り、大雪になる所もありますが、雪が止む所も徐々に増えてくるでしょう。

群馬県みなかみ町藤原では午前2時までの12時間に48センチの雪が降るなど、大雪になっている所もあります。また、平年を超える雪が積もっている所も多く、午前5時現在、青森市で積雪が100センチと平年の2倍を超えています。

明日12日(日)の明け方にかけての、予想24時間降雪量をみると、山形県や福島県、新潟県の山沿いを中心に、赤い降雪量が多い地域も見られます。

雪のピークは過ぎつつありますが、これまでの大雪によってなだれや屋根からの落雪の危険度は高いままです。雪下ろしや除雪作業などをされる方は、準備をしっかりして安全を確保して行うようにしましょう。路面に雪が積もっている所では、路面凍結の恐れがあります。3連休の初日で車でお出かけを予定されているかもしれません。特に普段雪道を運転されない方は、冬用タイヤを装着し、いつも以上に慎重に運転するようにしましょう。

●雪下ろしの注意点

屋根に積もった雪は、大雪になる前に、早めに除雪作業をしたいものです。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。

(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。

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