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5日火曜の朝 「きぼう」を見つけるチャンス 何時頃? どこで見られる? 天気は?


3連休明けに、日本各地で国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」を肉眼で観測できるチャンスがあります。特に5日火曜の5時32分頃からが観測の最適時刻です。札幌、秋田、仙台、東京では南西の方角、金沢は南南西、広島は北北東、福岡は東北東、那覇は北東の方角に目を向けると良いでしょう。通常の望遠鏡よりも肉眼が推奨され、スマートフォンで動画撮影をすると、その動きを捉えられます。北海道の太平洋側から関東、沖縄では晴れるところが多く、観測に適した天候になる見込みですが、早朝の気温低下には注意が必要です。着込んでお出かけください。

3連休明けは、日本の広い範囲で「きぼう」のある国際宇宙ステーション(ISS)を見られる可能性があります。何時頃、どの方向を見れば良いのか、各地の天気もまとめました。ただ、「きぼう」に出会える時間帯は、グッと冷える時間帯なので、暖かくして、空を見上げてみてください。

●3連休明け 「きぼう」を見つけて

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

上の図は、5日火曜の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。5日火曜は5時32分頃から、観測のチャンスがあります。方角は、札幌・秋田・仙台・東京は南西、金沢は南南西、広島は北北東、福岡は東北東、那覇は北東です。

関東~九州では、観測の目安が「丸」や「二重丸」となっています。ぜひ、早起きして、空を眺めてみてはいかがでしょうか。

●気になる天気は?

気になる天気ですが、北海道の太平洋側や東北北部、関東~東海、沖縄では晴れる所が多いでしょう。近畿~九州は、晴れ間もでそうです。

ただ、晴れる所では、5時半頃はグッと冷える時間帯です。更に、北からは、この時期にしては強い寒気が南下するでしょう。空を見上げる時には、しっかり着込むなど、体を冷やさないよう、お気をつけください。

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