明日4日(金)は東京都心などで30℃以上の真夏日が予想され、暑さがぶり返しそうです。この先も気温の高い傾向が続きますが、来週中ごろは秋雨前線の影響で雨が降り、日中も20℃に届かない日がありそうです。日ごとの気温差が大きくなりますので体調管理に注意してください。
●明日4日は広く「真夏日」に 来週中ごろは気温急降下
明日4日(金)は秋雨前線が北日本から西日本付近にのび、関東地方では北部を中心に前線の影響を受けそうです。北部は雨が降るでしょう。前線から遠い南部では、はじめ雨雲がかかりますが、日中は晴れ間が出そうです。南部では日差しとともに気温が上がり、予想最高気温は、千葉市で31℃、東京都心や横浜市などで30℃のほか、千葉県の内陸や茨城県南部でも30℃以上の真夏日となりそうです。暑さがぶり返すため、10月でも熱中症に注意が必要です。
明後日5日(土)は前線の影響で、関東は広く雨が降るでしょう。
6日(日)と7日(月)は関東付近は気圧の谷で雲が広がりやすいですが、日差しの出る所も多い見込みです。
8日(火)から10日(木)にかけては、関東の南岸付近に前線が停滞し、雨の日が続くでしょう。前線上に低気圧が発生して雨の降り方が強まり、雨の量が多くなる可能性もあります。
最高気温は、5日(土)から8日(火)までは25℃前後ですが、9日(水)と10日(木)は20℃前後と、日中でも長袖や羽織るものが欲しくなるような気温となりそうです。また、朝の気温は各地で17℃前後でしょう。日ごとの気温差が大きくなりますので、体調を崩さないよう、服装選びは慎重になさってください。
●3連休は行楽日和 朝晩と日中の気温差大きい
11日(金)には日差しが戻るでしょう。また、12日(土)からの3連休も各地で秋晴れとなり、行楽日和となりそうです。ただ、気温は「秋らしく」とはいかず、最高気温は25℃くらいで、平年よりかなり高い日が続くでしょう。一方で、朝や夜は15℃~17℃くらいまで気温が下がり、この時期らしく、一日のうちの気温差が大きくなりそうです。羽織るもので上手に調節してください。
●平年より高い気温が続く 紅葉の色づきは遅い
北海道から九州にかけては、今日3日、高温に関する早期天候情報が発表され、来週後半からかなりの高温が予想されます。関東でも、真夏のような厳しい暑さはない見込みですが、平年よりかなり高い気温となりそうです。
また、今日3日発表された最新の1か月予報でも、関東甲信のこの先1か月の平均気温は、高い予想です。そのため、10月のうちは季節の進み方がゆっくりで、紅葉の色づきも平年より遅くなりそうです。
tenki.jpでは紅葉の見頃予想を発表しています。お出かけの計画の参考になさってください。