23日月曜15時までの最高気温は、名古屋では30℃超。広島は真夏日一歩手前でしたが、およそ3か月ぶりに湿度が20%台で、カラッとした暑さに。一方、東京都心では、およそ2か月ぶりに「2日連続で30℃未満」でした。「3連休明け」24日火曜は、東海から西では暑さが収まらず、真夏日の所が増えそうです。
●23日月曜 15時までの最高気温
「秋分の日」を含む3連休最終日。23日月曜15時までの最高気温は、東海から西の所々で、30℃以上を観測しました。
沖縄など「島しょ部以外」で、最も暑かったのは、三重県の桑名で31.9℃でした。また、名古屋は31.1℃、岐阜は31.0℃まで上がりました。広島は29.9℃でしたが、空気が乾き、湿度が27%まで下がりました。広島で湿度が20%台まで下がったのは、梅雨入り前の6月14日に観測した27%以来、およそ3か月ぶりです。
一方、東京都心は27.7℃。22日日曜の最高気温の28.9℃に続いて、2日連続して30℃未満だったのは、7月14日の28.8℃、15日の27.7℃、16日の27.3℃以来、およそ2か月ぶりでした。
●「3連休明け」24日火曜の気温は?
「3連休明け」の24日火曜は、広い範囲で日差しが気温を押し上げるでしょう。
最高気温は、札幌や仙台は、20℃を少し超えるくらいで、昼間は快適に過ごせそうです。東京は26℃と、この時期らしい陽気でしょう。
一方、東海から西では30℃以上の所が多く、真夏日の地点が増えそうです。広島や福岡、鹿児島など、真夏日が復活する所もあるでしょう。いったん涼しさを体感した後は、暑さが一段と体にこたえそうです。9月も下旬ですが、まだ熱中症対策が必要です。
金沢は29℃と、大雨の被害を受けた能登半島でも、9月下旬とは思えない暑さです。復旧作業などは、できるだけ涼しくして、こまめな休憩を心がけて下さい。
●熱中症の症状とは?
熱中症には、様々な症状がありますので、今いちど、確認しておきましょう。
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。
他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。
症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。