明日からは梅雨前線が南下するため、しばらく梅雨の中休みとなるでしょう。3連休も北部ほど日差しに恵まれますが、午後は急な雨や雷雨にご注意ください。このまま梅雨明けとはいかず、17日(水)からは雨の降る日が多くなりそうです。この先も暑さが続くため、引き続き熱中症対策を心がけましょう。
●【前半】明日から梅雨の中休み 3連休は夕立に注意
明日12日(金)は梅雨前線が南下するため、梅雨の晴れ間となるでしょう。福島など一部はにわか雨の可能性がありますが、広く日差しが届きそうです。明後日13日(土)から15日(月・海の日)も北部を中心に晴れて、お出かけ日和となるでしょう。ただ、気温が上がる午後は福島を中心に大気の状態が不安定となり、急な雨や雷雨に注意が必要です。海の日で海のレジャーへ行かれる方もいらっしゃるかと思いますが、雨雲レーダーなどをこまめにチェックしましょう。16日(火)も北部は晴れ間が出ますが、湿った空気の影響で天気は下り坂です。17日(水)以降は梅雨前線が北上するため、梅雨空が戻るでしょう。
気温はこの先も高い傾向で、特に山形では連日30℃以上の真夏日となりそうです。3連休でお出かけをする際は車内の熱中症にも十分注意しましょう。
●【後半】梅雨空と蒸し暑さ続く 梅雨明けは25日(木)頃か
19日(金)以降は雨の日が多く、梅雨らしい天気が続くでしょう。本日、日本気象協会が発表した梅雨明け予想によると、東北地方の梅雨明けは北部・南部ともに25日(木)頃の見通しで、まだ先になりそうです。梅雨の終わりは暖かく湿った空気が流れ込みやすく、気圧配置次第では雨の量が多くなる可能性もあります。この先も雨の情報にはご注意ください。
曇りや雨でも30℃以上の真夏日となる日が多く、体にこたえる蒸し暑さが続くでしょう。熱中症や食品の管理には引き続きご注意下さい。
●熱中症予防 ポイントは
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。