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関西 3日(水)は厳しい暑さ その後も蒸し暑い日が続く 熱中症に警戒


関西では、昨夜からけさにかけて気温があまり下がりませんでした。大阪市では25度を下回らず(最低気温25.0度)、今年初めての熱帯夜となりました。また、京都市と大津市でも、今年初めての熱帯夜となりました。
関西では、今週は蒸し暑い日が続き、明後日3日(水)は、いったん梅雨の晴れ間となって猛暑日になる所がありそうです。夜も寝苦しい日が続くでしょう。熱中症に警戒が必要です。

●明後日3日(水)は真夏を思わせる厳しい暑さ

今日1日(月)の関西は、梅雨前線の影響で広く雨が降っており、かなりムシムシとしています。明日2日(火)も梅雨前線は西日本付近に停滞し、断続的に雨が降る見込みです。気温が30度に届く所は少ない見込みですが、あすも蒸し暑いでしょう。
明後日3日(水)になると、梅雨前線はいったん日本海まで北上し、関西は広く梅雨の晴れ間となりそうです。日差しが戻り、一気に厳しい暑さになるでしょう。最高気温が35度以上の猛暑日になる所もある見込みで、熱中症に警戒が必要です。
4日(木)以降は、再び梅雨前線が西日本付近に停滞しやすく、日本海側を中心に雨の降る日が多くなるでしょう。ムシムシ、ジメジメする日が続きそうです。

●夜間の熱中症にも注意 夜寝る前にもコップ一杯の水を

この先、関西では朝晩も気温が下がりにくく、熱帯夜の続く所がありそうです。昼間だけでなく、夜間の熱中症にも注意が必要です。エアコンなどで部屋の温度や湿度を調節し、寝る前にもコップ一杯の水を飲むなど、対策をしてください。

●熱中症を予防するには

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。

②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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