今日29日(水)は各地とも昨日ほど気温が上がらず、寒くなります。最高気温は、北海道から関東甲信で昨日より5℃以上低く、10℃以上低くなる所も。北海道では真冬日となる所もありそうです。部屋ごとの温度差をできるだけなくし、ヒートショックを防ぎましょう。
●最高気温は昨日より10℃以上低い所も
今日29日(水)は強い冬型の気圧配置となり、寒気が流れ込みます。最高気温は全国的に昨日ほど上がらず、寒くなるでしょう。
北海道では昨日より10℃以上低くなる所もあり、5℃に届きません。最高気温が0℃未満の「真冬日」となる所もありそうです。
東北北部も5℃以下、東北南部や北陸は10℃前後の予想です。風が強く、体感温度はさらに低くなります。風を防げる素材の上着があるとよいでしょう。
関東甲信は、昨日は10月並みの陽気となりましたが、今日は5℃以上低くなり、昨日ほどの暖かさはありません。日陰は空気がヒンヤリしますので、厚手の上着でお出かけください。
東海や近畿、中国地方は15℃に届かない所が多く、四国や九州も15℃前後の予想です。特に日本海側では日差しが少ないため、昨日よりも暖かい服装がおすすめです。
【服装指数】は、朝晩や日中の予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、服装選びの参考にしてください。
●ヒートショックを防ぐ4つのポイント
寒さの厳しい日は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。
① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。
② 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。
③ 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。
④ 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。