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20日 雨風強まり荒天恐れ 夜は北海道から雪へ 21日~北・東日本の山は積雪恐れ


あす20日は、寒冷前線の通過で、日本海側を中心に雨や風が強まり、荒れた天気に。あす20日夜は、次第に冬型の気圧配置に変わり、この秋一番の寒気が南下。北海道は雨から次第に雪に変わる所も。21日~22日は、北日本から東日本の山は積雪の恐れ。峠越えは必ず冬用タイヤを。

●あす20日 寒冷前線が通過 雨風強まり荒れた天気に

きょう19日(木)は、寒冷前線が北海道から日本海にかけてのび、北海道や東北北部を中心に局地的に雨が強まっています。
あす20日(金)にかけて、寒冷前線が本州を南下するでしょう。また、前線上には新たな低気圧が発生し、あす20日(金)夜には北海道付近に進む見込みです。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んで、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

あす20日(金)は、九州から東北、北海道にかけて、日本海側ほど雨や風が強まり、荒れた天気になる恐れがあり、注意が必要です。

九州、中国、四国は午前中から広く雨で、昼頃には近畿や東海、北陸も雨が降り、雷を伴う所があるでしょう。関東も夕方から所々で雨が降り、ザっと強まる所がありそうです。太平洋側でも沿岸部では風が強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。強い風が吹くため、車の運転など十分にご注意ください。

また、最高気温は、北海道や東北、西日本の日本海側を中心にきょう19日より5℃以上低くなる所が多くなるでしょう。福岡は20℃(11月上旬並み)、札幌は13℃(10月下旬並み)の予想です。風が強まる分、体感的には数字以上に寒く感じられそうです。暖かい服装を選んで、気温の変化にご注意ください。

東京や大阪など夏日が続く見込みで、あす20日(金)までは日中は比較的暖かいでしょう。

●あす20日夜~ この秋一番の寒気が南下 北・東日本の山は積雪の恐れ

あす20日(金)夜から21日(土)にかけて、次第に西高東低の冬型の気圧配置となり、上空には今季一番の強い寒気が流れ込むでしょう。

上空1500メートル付近の寒気の予想では、0℃以下の山に雪を降らせる目安となる寒気が、あす20日(金)夜以降、北海道の上空から流れ込み、21日(土)夜には東北南部まですっぽりと覆うでしょう。22日(日)未明にかけて一時的に北陸や関東北部まで南下する見込みです。

このため、北海道だけでなく、東北や北陸、長野県、関東北部の標高の高い山では雪が降り、積もる恐れがあります。
週末、峠道を車で運転される予定のある方は、必ず冬用のタイヤを装備し、雪道に慣れていない方は運転を控えてください。

また、平地に雪を降らせる目安となるマイナス6℃以下の寒気が、21日(土)夜をピークに北海道の日本海側に南下するでしょう。
北海道の平地でも、一時的に雪がまじり、札幌や旭川など21日(土)は、初雪の可能性がありそうです。

この週末、山のレジャーを計画されている方は、危険を伴う可能性が高くなります。事前にしっかりと最新の天気予報をご確認の上、安全な行動をとるようにしてください。

●土日は暖房が欲しくなるような冷え込みに

週末は、太平洋側は広い範囲で晴れますが、上空に流れ込む寒気や強まる北西風の影響で、晴れても空気がヒンヤリと感じられるでしょう。
21日(土)は、東京地方ではもしかすると、「木枯らし1号」が発表されるかもしれません。

「木枯らし1号」は、西高東低の冬型の気圧配置となり、その年初めて吹く北よりのやや強い風のことで、東京地方と近畿地方で発表されます。
木枯らし1号の発表は東京地方と近畿地方のみで、それぞれ発表には基準があり、期間については、近畿地方では、10月24日の二十四節気の「霜降」から12月22日の「冬至」まで、東京地方は10月半ばから11月末の間が発表の条件とされています。「木枯らし1号」の発表は、冬支度を進めるサインでもあります。

また22日(日)の朝は、関東から九州にかけて広く10℃くらいまで気温が下がりそうです。暖房が欲しくなるような冷え込みになるでしょう。事前に暖房器具が使えるかどうかなど、点検を行い、急な冷え込みに備えておきましょう。

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