関東地方は、晴れ間の出ている所もありますが大気の状態が不安定です。午後は、所々で雨や雷雨となるでしょう。北部では雷を伴い、激しく降る所もありそうです。山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水する事があるため、外のレジャーは注意が必要です。天気急変のサインは?
●午後は天気急変に注意
きょう24日(土)の関東地方は、梅雨の晴れ間となっている所もありますが、油断禁物です。午後は、大気の状態が不安定となり、発雷確率(雷が発生する確率)も北部を中心に50%以上と高い予想です。
午後は、あちらこちらで雨や雷雨となり、北部の山沿いを中心に、雷を伴い激しく降る所がありそうです。山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水する事があるため、外のレジャーは注意が必要です。南部の平野部でも、にわか雨の所がありそうです。お出かけには、雨具があると安心です。
●気温も湿度もアップ 熱中症に注意
雲が多くても、夏至(6月21日)直後の日差しは強烈です。最高気温は、各地ともきのう23日(金)より5℃前後高く、東京都心は29℃、前橋や熊谷など内陸では30℃まで上がる見込みです。
湿度も高いため、こまめに休憩や水分をとり、熱中症にご注意下さい。
●天気急変のサイン
天気急変のサインは、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。