きょう15日、日本気象協会は第1回「梅雨明け予想」を発表しました。九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信では、梅雨明けが平年並みか平年よりも早い予想で、本格的な夏の到来が早まる可能性があります。沖縄、奄美、北陸、東北は平年並みでしょう。
●梅雨明け 九州~関東甲信で平年並みか早く
きょう15日、日本気象協会は第1回「梅雨明け予想」を発表しました。
今年の梅雨明けは、沖縄や奄美では、平年並みで6月下旬、九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信では、7月中旬に梅雨明けが予想され、平年並みか平年よりも早い見込みです。北陸や東北は7月下旬で平年並みでしょう。
平年に比べて大きな差がなさそうですが、九州から関東甲信にかけては、本格的な夏の到来が少し早まる可能性があります。
梅雨明け直後は暑さは厳しくなるため、熱中症に注意、警戒が必要です。
※梅雨明け平年日
沖縄 6月21日ごろ
奄美 6月29日ごろ
九州南部 7月15日ごろ
四国 7月17日ごろ
九州北部、中国地方、近畿、東海、関東甲信 7月19日ごろ
北陸 7月23日ごろ
東北南部 7月24日ごろ
東北北部 7月28日ごろ
●梅雨前線は順調に北上傾向
気象庁発表の1か月予報などによると、梅雨前線は、南から北へ順調に北上する見込みです。
太平洋高気圧は、6月下旬頃から次第に勢力を強め、それとともに梅雨前線は西日本や東日本に停滞しやすくなる見込みです。
その後、7月上旬以降、太平洋高気圧は西日本の太平洋側に張り出しを強め、7月中旬には北への張り出しを強めると考えられます。
まだまだ梅雨前線による大雨シーズンが続きます。また、梅雨明け後にも大雨に見舞われることがあるため、情報には注意が必要でしょう。
大雨が予想される際には安全な行動をとってください。