きょう14日は、冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が南下。日本海側は暴風や猛ふぶきになる所も。太平洋側は晴れても、きのう13日より気温が大幅に低くなる予想。
●日本海側を中心に暴風 猛ふぶきになる所も
きょう14日は、冬型の気圧配置が強まり、上空には強い寒気が流れ込むでしょう。上空1500メートル付近でマイナス12℃以下の寒気が東北付近まで、マイナス9℃以下(マイナス6℃以下:平地で雪の目安)の寒気が九州や四国まで南下する予想です。
このため、日本海側では広い範囲で雪が降り、北海道や東北の日本海側、北陸は大雪になるでしょう。海上を中心に非常に強い風が吹き、猛ふぶきや吹きだまりによって、見通しがきかなくなりそうです。
あす15日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、東北・北陸・近畿・中国地方で23メートル(35メートル)、北海道は20メートル(35メートル)です。
あす15日にかけて予想される波の高さは、北陸で7メートル、北海道・東北・近畿・中国地方では6メートルとなっています。
あす15日かけて、日本海側を中心に、暴風や高波、猛ふぶきや吹きだまりによる交通への影響に警戒してください。
●太平洋側 晴れても寒い
太平洋側は広く晴れますが、西よりの風が強まり、雨雲や雪雲の流れ込む所がありそうです。最高気温はきのう13日より大幅に低い所が多く、広島で7℃など、今シーズン一番の寒さの所もあるでしょう。関東は寒気の流れ込みが遅れるため、東京は15℃と、日差しが暖かく感じられそうです。
また空気の乾燥が進むでしょう。午前5時現在、長崎県や広島県など、九州から東海では乾燥注意報が発表されている所があります。風が強く吹くため、火の元にはいつも以上にご注意ください。
