お盆にかけては、西日本や東日本を中心に厳しい暑さが続きそう。雨で少し気温が下がっても、熱中症にかかるリスクは高いまま。できる限りの対策を。
●お盆にかけて 暖気流入
あす3日(水)にかけてが、目先の猛暑のピークとなるでしょう。あす3日(水)午後3時の上空1500m付近の気温を見ると、九州から関東甲信に21℃以上の暑い空気が流れ込む予想です。晴れれば地上の気温は35℃以上、フェーン現象などの影響が加われば、40℃に迫るような所もあるくらいです。
日本付近には暖かい空気の流れ込みが続くため、お盆の頃にかけては猛烈な暑さが続くでしょう。
●3日(水)~9日(火) あすも危険な暑さ
九州から関東では、あす3日(水)も日差しが照りつけて、気温の上がり方が速いでしょう。あす3日(水)の最高気温は、名古屋で38℃、東京都心で37℃、熊谷や甲府は40℃と、体温を超えるような暑さになる所もありそうです。4日(木)以降は、一時的に雨が降ったとしても蒸し暑くなるため、熱中症にかかるリスクは高いでしょう。
一方、北陸や東北、北海道は、たびたび低気圧や前線の影響を受けそうです。あす3日(水)は北陸や東北で雨が降るでしょう。7日(日)以降は東北や北海道で雨が降りやすく、雨の量が多くなるおそれがあります。雨雲レーダーなど、最新の情報を確認してください。
●10日(水)~15日(月) 夏空続かず
10日(水)以降、沖縄は晴れる日が多いでしょう。
一方、九州から東北は変わりやすい天気になりそうです。曇りや雨マークの日も、雲の間から日差しが照りつけて気温が上がり、雨雲が発達しやすい状況になるでしょう。突然、雷が鳴って、どしゃ降りの雨になることもありそうです。
北海道は雨の降る日が多いでしょう。札幌の最低気温は20℃を下回る日もあって、朝晩は涼しさを感じられそうです。