近畿地方では6月10日現在、梅雨入りの発表はまだですが、空には大きな「カサ」日暈(ひがさ)が出現しました。
●空に大きなカサ 外接ハロも
きょう6月10日(金)15時ごろ、大阪の上空に大きな輪「日暈」(ひがさ)が出現しました。窓から見上げても、首が疲れるくらいの大きな輪が広がっていました。よく見ると、輪の上側に横に伸びる弧状の光の線も見られます。これは「外接ハロ」と呼ばれるものです。「日暈」は薄雲が広がっている時に見られることが多く、天気が下り坂のサインとも言われています。
●6月11日(土)の関西は雨模様 いよいよ梅雨入りか
明日11日(土)の関西は、低気圧や前線の影響で昼ごろから次第に雨になる見込みです。「日暈」出現のことわざ通り、天気は下り坂、明日は雨傘が必要になります。朝からあまり気温が上がらす、日中は少しひんやりするでしょう。近畿地方の梅雨入りの平年は6月6日頃。今年は梅雨入りが少し遅れていますが、そろそろ長雨の季節に入りそうです。