26日は低気圧や前線が本州付近を発達しながら通過、北陸西部を中心に南よりの暴風となる可能性があります。最新の天気予報を確認しつつ対策は25日までに完了させるようにして下さい。
●気温上昇で週末の雨は「催花雨」となるも 標高の高い所は雪解けが進みなだれに注意!
26日は高気圧が日本のはるか東の海上へ遠ざかる見込みです。西からは低気圧や前線が近づいて本州付近を発達しながら通過するでしょう。本州付近には南から暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となる見込みです。広範囲で風が強まり、北陸西部の福井・富山を中心に南よりの風が次第に強まるでしょう。雨を伴った警報級の風が吹き、大荒れとなる可能性があります。風は地形の影響をうけやすく、川沿いの地域などから先行して局地的に強まるおそれがあります。車の運転時には橋の上やトンネルの出入り口付近など横風でハンドルをとられないように注意して下さい。
北陸地方は、ここ一週間程は寒の戻りとなり、平野部でも最高気温が10度に届かない日がありました。ただ、今週末の26日頃は北陸上空に温かい空気が流れ込む見込みです。福井・石川・富山の北陸西部を中心に気温が上がり、最高気温が20度前後となる所もあるでしょう。
標高の高い所でも雨が降り融雪が進む見込みです。積雪の多い所では地中に多くの水分が浸透しがけ崩れや地滑りなどの土砂災害の危険性が高まる所がありそうです。また、なだれが発生しやすくなる所もありそうです。雪の斜面にひび割れやしわができる、あるいは融雪が急に増えるなど、ふだんと違う現象が現れた時は危険性が高まっていることがあります。十分注意して下さい。
