6月14日に気象庁は、2021年5月の世界の平均気温偏差を発表しました。
●5月の世界平均気温
2021年5月の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1991〜2020年の30年平均値)からの偏差は+0.21℃(速報値)で、1891年の統計開始以降、6番目に高い値となりました。
●正偏差が大きかった年 1位は2020年と2016年
正偏差が大きかった年の1位〜5位は以下の通りです。
①2020年・2016年(+0.31℃)、③2015年(+0.27℃)、④2017年(+0.23℃)、⑤2019年(+0.22℃)
世界の5月平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.72℃の割合で上昇しています。