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北海道の1か月予報と桜開花予想 落雪やなだれに要注意!


向こう1か月は寒気の影響を受けにくく、気温が高めに経過する見込みです。今年はいつもより春の訪れが早いかもしれません。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

●1週目(2月27日~3月5日)/コロコロと日ごとに変わりやすい天気に

明日(26日)は、日本海側で北部を中心に雪が降り、風雪が強まることもありそうです。しかし、週末は高気圧に覆われ、全道的に日差しが出て穏やかに経過するでしょう。月曜日以降は2~3日おきに、晴れたり雪や雨が降ったりの天気を繰り返しそうです。また、昨日(24日)は15日ぶりに全道で真冬日となりましたが、週末以降の気温は平年並みか高めで経過しそうです。日々の気温変化が大きくなるため、体調管理に注意してください。

●2週目以降(3月6日~12日)/根雪の終わりは平年より早め!?

冬型の気圧配置は平年より弱く、寒気の影響を受けにくい見込みです。日本海側では平年より雪の量が少なく、太平洋側やオホーツク海側は晴れる日が多くなるでしょう。気温が高めに経過するため、各地で雪どけが順調に進みそうです。
根雪終日の平年値は、室蘭3月6日、函館3月11日と、この頃から徐々に冬の終わりの便りが届き始めます。気温が高めに経過するということで、今年は平年より早めに根雪終日を迎える所が多くなるかもしれません。
ただ、この時期は北海道の南を低気圧が通過することによって、太平洋側などでドカ雪となる可能性もあります。雪に対する注意はまだまだ必要となりそうです。

●3~4週目(3月13日~26日)/落雪やなだれには要注意

引き続き冬型の気圧配置は平年より弱く、気温は平年より高めに経過する見込みです。急速に雪どけが進む日もありそうですが、その分、落雪やなだれの危険性が高くなります。特に、岩見沢や新篠津など、記録的な雪の多さとなっている日本海側の地域を中心に十分な注意が必要です。
なだれの前兆は、雪庇ができている、斜面をコロコロと雪の塊が落ちてくる、斜面にひび割れができている、などです。なだれの前兆現象を発見した場合は、決して近づかず、最寄りの役場や警察署など通報してください。

●桜開花予想 北海道への上陸は?

本日(25日)、日本気象協会が第3回目の「桜の開花予想」を発表しました。3月の気温は平年より高く、花芽の生育は順調に進む予想です。そのため全国的に桜の開花は平年より早く、北海道での開花も平年より5日前後早い予想となっています。主な都市の開花予想は函館4月27日、札幌4月29日、室蘭5月1日、釧路5月9日です。大型連休の頃に開花の便りが続々と届くことになるかもしれません。なお、次回の桜開花予想の発表は3月4日です。

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