東北地方は、10日(月)にかけて厳しい寒さが続き、日本海側は雪の降る所が多いでしょう。天気回復は11日(火)建国記念の日で、寒さも緩むでしょう。
●低気圧接近 7日夜は日本海側は落雷や強まる雪に注意
きょう7日夜に、低気圧が青森付近を通過する予想です。低気圧は上空に寒気を伴っているため、日本海側を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。発達した雪雲がかかり雷を伴って雪の降り方が強まるおそれがあります。落雷や突風、雪の降り方にご注意ください。また、雪降る中の運転は視界が悪く、路面状況も悪化しますので、無理をせずいつも以上に安全運転を心がけましょう。
●8日(土)~10日(月) 日本海側は雪続く 除雪作業中の事故に注意
8日(土)から10日(月)にかけて冬型の気圧配置が続くでしょう。日本海側を中心に強弱を繰り返しながら雪が降り、降雪量が多くなる所がありそうです。上空に強い寒気が流れ込むため、降った雪は解けにくく積もりやすいでしょう。東北各地で行われる雪まつりは、降る雪も体感出来そうです。一方で、屋根の雪おろしは危険が伴います。出来るだけ2人以上で作業し、1人で行う際には隣近所に声をかけてから始めましょう。また、住宅地を車で走行する際にはスピードを落とし、前方に除雪している人などがいないことを確認しながらいつも以上に慎重に運転しましょう。なお、10日(月)は東北南部を小さな低気圧が通過する影響で、普段雪の少ない太平洋側南部でも雪の積もる可能性があります。最新の情報で確認するようにしましょう。
●11日(火)建国記念の日~12日(水) 日差しを有効に
11日(火)建国記念の日は高気圧に覆われて、日本海側の雪は止んで日差しが戻る所が多いでしょう。強い風も次第に収まりそうです。ただ、晴れるのは12日(水)までとなるでしょう。13日(木)以降は前線や低気圧が西から近づいて南部から天気が崩れるでしょう。南から暖かい空気が流れ込んで、雪ではなく雨が降りそうです。気温は上昇し最高気温は10度以上となる所もあるでしょう。10日(月)にかけて積もった雪は一気に解けるおそれがあります。融雪に伴う河川の増水やなだれ、屋根からの落雪には十分にお気をつけください。