気象学上の秋も、きょう(27日)を入れてあと4日。晩秋の東京でもイロハカエデが紅葉し、見頃を迎えています。
●東京でカエデ見頃に
東京ではきのう(26日)、イロハカエデが紅葉して見頃を迎えました。東京のイロハカエデの紅葉は千代田区の北の丸公園で観測していて、観測する木の大部分の葉が赤く色づき、緑色の葉がほとんどなくなった最初の日を「紅葉日」としています。今年は平年より1日早く、去年とくらべて3日早い紅葉でした。
今週は、あす(28日)からあさって(29日)にかけて、関東の南岸を前線や低気圧が通過するため、東京でも雨の降る時間があるでしょう。雨に濡れた落ち葉はすべりやすいので、並木道を歩く際は足元にお気を付けください。その後、金曜日(30日)から日曜日(12月2日)にかけてはおおむね晴れて、日中は日差しが届きそうです。この週末は、都心の紅葉スポットを散策するのにも良いでしょう。tenki.jpでは、各地の紅葉見頃情報やおすすめスポットの紹介をしています。お休みの日にはぜひ参考にしていただいて、晩秋から初冬の景色をお楽しみください。
(気象学上の秋は9月~11月、冬は12月~2月です。)