関東は、前線の影響で台風の接近前から雨が降るでしょう。次第に雨や風が強まり、都心でも連休中に大雨になる可能性があります。
●台風の接近前から雨に
秋雨前線が、本州の南に停滞しています。台風周辺の湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になるでしょう。関東は台風が接近する前の連休初日、16日(土)昼頃から雨が降り出す見込みです。17日(日)にかけて前線は関東の南岸まで北上し、台風の接近に伴って雨の量が多くなりそうです。
雨のピークは関東南部は17日(日)の朝から夜にかけて。関東北部は17日(日)昼頃から18日の明け方にかけてと見られます。東京都心でも、傘が全く役に立たないくらいの滝のような雨がゴーゴーと降る恐れがあります。地下街やアンダーパスの冠水、川の増水、低い土地の浸水に十分ご注意下さい。
●風も強まって雨が横なぐりに
風のピークは、雨よりも少し遅れてやってきます。沿岸の地域を中心に17日の昼頃から風が強まるでしょう。雨が横なぐりに降ることもありそうです。18日(月)の昼頃にかけて風の強い状態が続くため、交通機関への影響も出るかもしれません。
庭の植木鉢や自転車など、飛ばされやすい物は、台風が接近する前に片づけておきましょう。また、クルマでお出かけの際も、風にあおられてハンドルを取られることもありますので、スピードを控えていつもより慎重な運転をお願いします。
●最新の情報を確認
台風は、進路予想図に示される予報円の中心を必ずしも通るとは限りません。今後台風18号が予報円の東寄りの進路を通ると、関東にかなり接近する可能性もあります。下記リンクの「台風情報」で、最新の予報をご確認いただき、早めの備えをお願いします。